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PMOT 2022 GRAND FINAL チーム紹介

いよいよPMOT2022もGRAND FINAL。出揃った16チームの中から4チームがPMJLへの切符を掴む事になります。この最終局面を各チームがどう臨むのか。ユニスマや各リーグ、これまでのPMOT2022の戦いを踏まえて、紹介も兼ねて自分なりのコメントを記したいと思います。


AQUOS DetonatioN Violet

PUBG好きなら知らない人はいないDetonatioN Gaming。そのMOBILE部門として発足したADV。PMJL設立当初からその一角を担ってきましたが、今回は再浮上を狙う立場に。
攻撃力の高いSpade、KenG、そして経験値豊富なR4IN、S4nkaReaというモバイル界隈では長く活躍してきた選手達です。
実力で言えば申し分ない構成ですが、長くPMJLで試合をこなしてきただけにPMOTチームにどう対応出来るかがポイント。JLチームとは違った動きをしてくるのは間違いない、且つ短期決戦でいかに能力を発揮出来るか。思うようにやらせてもらえないとJLチームと言えど難しい展開になるかもしれません。逆を言えば能力さえ発揮出来れば問題なく再浮上するでしょう。

MAKING THE ROAD

前回のPMOTで見事PMJLへの昇格を果たしたMTR。ただ、JLの壁は厚く、惜しくもPMOT最終戦に臨む事になりました。
シーズン途中でSLIME選手の年齢制限が解け、正式にロースターに加わっています。更にWxxD、ChaaNと火力だけで言えばGFチームの中で最も高いと言ってもいいかもしれません。そのアタッカー3名を従える黒桃選手のオーダーもスクリムを見る限りはリラックス出来ているようです。特にJLで得た経験の影響が大きいようで、細かい部分で前回のOTとは全く違う動きを見せるようになっていました。その点も要注目です。
メンバーよりも強いという噂のスタッフ陣にも支えられ、PMJLへの道を再び切り拓く事が出来るか。楽しみです。

SEALs

こちらもMTRと同様に前回のPMOTでPMJL昇格となったチームです。SLSもPMJLでの経験からか、ムーブや各局面での動きが以前とは違ったような印象です。以前はどちらかというと様子見をしつつ少しずつ前に出てファイトをする印象でしたが、自ら仕掛ける場面も多く、よりアグレッシブなチームになっていました。
なんといってもMugiL4te選手が覚醒したら誰も止められないぐらい火力があるのに加え、shunka、ソウ、宮島と寡黙な暴れん坊が揃っています。
未知の部分も多い今回のPMOTチームに対し彼らがどんなプランを持って試合に臨むのか。ムーブとポジショニングが気になるチームの一つです。

Luvs Forever

セミファイナルでは1位突破を果たしたLFR。メンバー的にどこかのチームで実績を積んだというよりは、いきなり頭角を現したという印象ですが、ムーブも撃ち合いもしっかりこなします。ミドルレンジでものっく選手や選手はいつの間にかキルポ獲得してたりします。ただ、ごちゃごちゃした場面では混乱も起きやすいようで、そこをいかに落ち着いて対応出来るかがポイントになってきそうです。初のGFという舞台でどんな戦いを見せてくれるのか楽しみなチームの一つです。

Ak

不動のメンバーで今回もPMOTに臨むAk。とにかく火力が高いと思っていた前回でしたが、今回は更に火力上昇してるように思います。特にえけえむ選手の動きが明らかに前回と違って、ここぞという時の決定力も備えるようになりました。Fumin選手も撃ち合いが強くなっており、Mero、Asiのカバーも厚く、布陣は完璧と言っていいでしょう。不安があるとすれば、思わぬ接敵や位置取りをされた時に続けてダウンをもらう場面があるので、そこをどう対応してきているか。むしろそれすらもキルポで挽回していくのか。
いーくん(コーチ)とちゃかさん(マネージャー)がえけえむ選手のインタビュー楽しみにしてるとかしてないとか。JLあがったらチーム名の由来聞けるかな。

PHALANX

もう何度も紹介してきてるのでもはや書く事が無いPLX。とにかくZeRo選手のグレネードだけはもう本当にどうなってんの?ってぐらい当たります。しかもグレだけじゃなくて撃ち合いも強いときたもんだから手がつけられません。kousuke選手はファイトのきっかけとなるノックを取る能力が高く、しゃる選手の粘りは目を見張るものがあります。そんな彼らの活躍を無邪気に喜びながらオーダーしているAdvance選手。何度も苦い味を噛みしめリベンジを誓ってきたチームはほぼ完成形に近い存在になったように思います。
ランドマークを宣言しているので、そこを狙われるのが不安と言えば不安ですが、彼らはそれすらも作戦としている可能性すらあり。
期待をせずにはいられない。PMJLでのPLXが見たい。そう思わせるチームです。

SETOUCHI SPARKS

元AXIZのMiNeRv、元LAGのHowlを擁するSET。とにかく経験豊富な選手が揃っているのでポジション取りが秀逸。有利ポジを取った後は待ち前の展開力で盤石の布陣を敷きます。ポジション争いの場面も多かったりしますが上手くこなしている印象。割と完璧を求められる動きをしているので細かいミスが大きな痛手となり得ますが、そのミスさえ起きなければ上位は間違いない実力。瀬戸内の風がエランゲルに吹き荒れるか。

NORTHEPTION

こちらも元PMJL選手を擁するNTH。ムーブがとにかく上手いのだが、ルート取りというよりタイミングを図るのが秀逸。これは他チームの動きを相当研究しないと出来ない筈なのでその質と深さがうかがえます。
生存順位を上げていくうちに自然とキルポイントも付いてくる、といった動きなので、初動や序盤でその動きを封じられた時が厳しくなる可能性有り。どちらかと言えば安置に嫌われがちなチームなので運を味方に出来るかどうかが重要になりそう。
個人的にドン勝インタビューが誰なのか最も気になるチームダニ。

XCrows

あの即席チームがグランドファイナルかぁ…という父親のような目で見てしまうXCR。さすがにここまでやってきただけあって火力は高し。それに加えて、あまり表に出てないが、戦略的なずる賢さもしっかり持っている。自分達が今置かれている状況に対し臨機応変に戦略を変えてくるので、相手チームからすると読みにくいチームではある。ただ、ランドマークが割と極端なのでムーブは読まれやすいかも。特にエランゲルは検問されてしまう可能性もあるが、逆も然り。
なんとなく最もエンジョイしてそうなチームである。

Revolution PhoeniX

元SZのApo選手を擁するRPX。前回からメンバーがごっそり変わってしまっているのでもはや別チームとして捉えた方が良いかもしれない。それぐらいムーブもファイトも違うチームになりました。
マップ上のウィークポイントを見つける嗅覚に優れており、狙った獲物はほぼ確実に仕留めています。それだけにRPXを近くに置いた場所で戦うのは怖い。とにかく怖い。
展開力を伴うファイトが得意だが、それだけに孤立した選手を狙われる場面も多く、それが戦局にどう影響するか。

IAM

モバイル界隈では「ファイトが強いのはIAM」と言われてきたIAM。わっくんを筆頭に戦闘力バケモノが揃ってます。今回のPMOTではムーブ面にも注力しており、ファイト多すぎて生存順位が伸ばせないという事もなさそう。ただ、それだけに持ち前の火力でポイントを稼げる場面がどれだけ訪れるかが重要。
これまでどこか熱くなりきれてなかった印象でしたが、今回はかなりの本気度が垣間見えるので、そのクールさを脱ぎ捨てたIAMが見たいです。
しろちゃん幸せになってね。

Ruffian

紆余曲折を経てグランドファイナルまで辿り着いたRUF。スクリムを見てる感じではフルメンバーでの練習があまり出来ていなさそうなので、それがどう影響するか。逆を言えば手の内を隠しておけているとも言える。
終盤までの生存能力は高いので、今回の16チームだとちょっと厳しそうな印象ではあるが、チャンスはめぐってくる筈。
個人的に、FPPでずっと見てきたHIKARU選手には頑張ってほしいと思っちょります。

Infinity

苦労人が多い印象のINF。それだけに頑張って欲しい気持ちはひとしお。
火力もさる事ながら、INFの印象は粘り強さ。どんなに細かい場面でも最後の最後まで諦めない。その積み重ねでグランドファイナルまでやってきたチームだと思います。
スクリムでは前日まで初動パラリゾでCRASHとファイトだったので、それを本番でどうしていくのかが見もの。
影の立役者達が脚光を浴びる日が来るのか。可能性は無限である。

CRASH

今回のPMOTに向けて新体制となったチームはいくつかありますが、おそらく最も日が浅いロースターのチームの一つだと思います。それでグランドファイナルまでやってきたという事を考えればこれまたあっぱれ。
スクリムではとにかく初動ファイトが多い。おそらくそのままではデメリットが大きすぎるので変更してくると思いますが、どう変更してくるのか。そのままだとしたら相当な強心臓。クレイジーです。
どちらかというとヘイトを買わずに生存順位を押し上げてチャンスが巡ってきたタイミングで前に出るという印象で、ドン勝を最も意識していると言えるでしょう。撃ち合い猛者が揃ったグランドファイナルでそれが上手く進むかどうかがカギ。
選手名がみんな個性的です。

UncontroL

おそらく今回のグランドファイナルの中では最も歴史が長いチームなのでは。過去のUCL在籍選手はその後Jupiter(現ZETA)に移行し、移籍等ありますが今もPMJLで活躍しています。
そんな先輩達に続けと頑張るUCL。ちーずぼーい選手、しあぼーい選手など能力のある選手は揃っていてチャンスは十分にあります。ただ、最後まで人数を残す事が難しく、あと一歩という場面が多い印象。
誰も予測も出来ないような展開に持ち込んでいつの間にかドン勝という、まさにアンコントロールな試合もあったりするので、波乱を巻き起こす事に期待したいです。

PULVEREX SEED

Matyoさんが居るだけで古参の自分としてはもうご馳走様ですって感じのPVS。光輝選手、SpiCa選手にLowa選手が加わって更に火力が増し、撃ち合いは間違いなくトップクラス。ただ、ムラッ気のある試合も多く、そこが本番までにどう修正されているかどうかがポイント。
Matyoさんの存在で経験値で言えば最も高いかもしれない。プレッシャーも多いチームだと思うが、その経験値からの鼓舞は何よりも力強い筈。
RCA以外、これまで数多の育成チームが参加しては散っていき、その難しさを目の当たりにしてきたPMOT。色々な意味で最も楽しみなチームです。


書いてるうちにどんどんと想いがこみあげてきて、まだ終わってもないのに泣きそうです。

PMJLという大きな存在が創設され、それを目標に日々研鑽を積む選手達。ユニスマ等を通して彼らの努力や苦労や悲哀を近くで見てきました。そんな日々が既に2年も経とうとしています。
PUBG MOBILEに限らず、esports全体が大きなうねりを生んだ2022年。来年はどうなるかと期待せずにはいられません。

来る2023年。PMJL SEASON3。その檜舞台に立っているのは誰か。

PMOT 2022 GRAND FINAL。全チームGLHF!!


北極

PMOT 2022 公式サイト
https://x-moment.docomo.ne.jp/pubg/pmot/

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