ウィッグの持ち運び方法は?正しい持ち運び方をお教えします!
旅行で予備のウィッグを持っていく場合やコスプレなどのイベントの際に、ウィッグをどうやって持ち運べばいいのか、お悩みの方も多いのではないでしょうか?
正しく持ち運ばないとせっかくセットしたウィッグが型崩れしてしまったり、毛がからまってしまったりしてしまいます。
今回はウィッグを乱さず正しく持ち運べる方法についてご紹介します。
ウィッグ用マネキンと大きめの箱を使う方法
セットしたウィッグの形を崩したくない場合、もっともポピュラーな方法はウィッグ用マネキンと大きめの箱を使う方法です。
準備するもの
・ウィッグ用マネキン、またはウィッグスタンド
・大きめのダンボールなどの箱
・固定用のテープ(養生テープがおすすめ)
・マネキン固定用のダンボール
ウィッグ用マネキンを使ったしまい方
1. ウィッグのセットを崩さないためにも、セットした状態が崩れずすっぽりおさまるサイズのダンボールなどの箱を用意します。箱はマネキンを収納しやすくするために横部分が開くようにしておきます。
2. マネキン固定用のダンボールは収納するための箱の、底の大きさに合わせたサイズにします。
3. ウィッグ用マネキンを、固定用ダンボールに置いてテープで固定しましょう。固定するためのテープはホームセンターなどで売っている養生テープというものを使用すれば、はがした時にウィッグ用マネキンにベタベタが残りません。ただし、粘着が少し弱いので多めに使ってしっかり固定しましょう。
4. ウィッグをマネキンにかぶせます。髪の毛が長い場合、マネキンの首にゆるく巻くようにします。ロングウィッグの場合、ウィッグ用マネキンの首元で髪をまとめ、左右どちらかに寄せます。
5. そのまままとめた髪を前側に持っていき、大きめのヘアークリップで内側からまとめてはさみます。
6. そのまま自然に髪の毛を首にそって巻くように置き、さらに毛先部分をもうひとつの大きめヘアークリップで今度は外側からまとめてはさみます。
ウィッグ用マネキンを固定したダンボールを、そのままスライドさせるように箱に入れ込みます。
7. 箱内の隙間部分に、ゆるく丸めた新聞紙やエアーパッキンなどをフワッと詰めておきましょう。セットしたウィッグの型崩れを防ぐことができます。
ペットボトルとハンドタオルを代用する方法
ウィッグ用マネキンやウィッグスタンドを持っていない場合、1.5~2リットルのペットボトルとハンドタオルを使ってウィッグ用マネキンの代わりにすることもできます。
準備するもの
・1.5~2リットルの空ペットボトル
・ハンドタオル
・輪ゴム
・大きめのダンボールなどの箱
・固定用のテープ(梱包テープがおすすめ)
・ペットボトル固定用のダンボール
ペットボトルとハンドタオルを代用したしまい方
ウィッグ用マネキンを使ったしまい方で準備したものと同じように、ウィッグがすっぽりおさまる大きめの箱と、箱の底のサイズに合わせたダンボールを用意します。
ペットボトルのキャップ部分に、ウィッグのキャップサイズに合うようにタオルを巻きつけて輪ゴムで固定します。
固定用のダンボールにペットボトルをテープなどで貼り付けて固定します。はがれやすい養生テープでなくても、しっかり接着できる梱包テープや布ガムテープがおすすめです。
あとはペットボトルをウィッグ用マネキン代わりにして、「ウィッグ用マネキンをつかったしまい方」4番以降と同じように収納します。
100均の靴収納ケースを使う方法
100円ショップいわゆる100均で売っている、フタつきの靴収納ケースもウィッグを収納するのにぴったりです。ウィッグ用マネキンを入れた大きな箱よりもコンパクトで、持ち運びやすくて便利です。
準備するもの
・100均のフタつき靴収納ケース
・クッションペーパー
靴収納ケースを使ったしまい方
ウィッグの内側に合う大きさにまるめたクッションペーパーを、ウィッグに入れてセットが崩れないように靴収納ケースに入れます。
ボリュームのあるウィッグは隙間にもクッションペーパーをふんわりとつめておくと、持ち運びのときに崩れにくくなります。小さめのウィッグであれば2~3つ靴収納ケースに入れることもできますが、その場合1つずつウィッグ用の保護ネットをかぶせておきましょう。
100均の書類ケースを使う方法
靴収納ケースよりさらにコンパクトに持ち運べる100均の書類ケースを使った持ち運び方法です。かさばらないので旅行などで形を崩さず持ち運ぶことができますし、自宅でそのまま収納しておくこともできます。
準備するもの
・100均の書類ケース
・薄紙(または新聞紙)
・ウィッグ用保護ネット
・ウィッグ購入時に入れられていた袋(購入時の袋がない場合は風呂敷)
・ウィッグ用ブラシ
100均の書類ケースを使ったしまい方
100均の書類ケースは、ショートであればA5サイズ、ロングであればA4サイズ、バンズつきウィッグであればA4ワイドサイズが適応です。
薄紙はウィッグの内側のサイズに合わせた「どら焼き形」にふんわりと丸めておきましょう。薄紙がない場合、新聞紙で代用する事も可能です。
ウィッグをテーブルに寝かせるように横向きに置き、内側に丸めた薄紙をはさみます。
ウィッグをブラシで整えてからウィッグ用保護ネットを手で広げ、ウィッグのつむじ側から毛先側に向かってかぶせます。ウィッグがロングの場合、ウィッグ用保護ネットをかぶせたあとに毛先からゆるく丸めてウィッグの頭部分にはさむように入れこめば絡まりません。ウィッグの髪の毛先がロングカールの場合、保護ネットをつむじ側から毛先にかぶせた後つむじ側を上にして持ち上げ、そのままゆっくり保護ネットの下側を持ち上げながら全体をまとめつつ、そのまま下側のネットをつむじ側にかぶせるようにかけます。
ウィッグ用保護ネットをかぶせたあとはそのままテーブルの上に袋をあけ、すべり込ませるようにウィッグを袋に入れ込みます。
空気を抜くようにしながらチャックを閉めます。
袋に入れたウィッグを大きさのあった書類ケースに入れます。普通のビニール袋に入れると静電気が起き、乱れや絡まりの原因になるので注意してください。
風呂敷を使う方法
もし購入した時にウィッグが入っていた袋をなくしてしまっている場合、静電気が起きないように風呂敷に包む方法もあります。
準備するもの
・薄紙(または新聞紙)
・ウィッグ用保護ネット
・ウィッグ用ブラシ
・風呂敷
風呂敷を使ったしまい方
100均の書類ケースを使ったしまい方の2~4までと同じ方法でウィッグをしまいます。
ウィッグ用保護ネットをかぶせた状態で、丁寧に風呂敷に包みます。風呂敷に包んで持ち運ぶ場合は、必ず荷物の空いたスペースやカバン内の一番上に入れるようにして、ウィッグに圧がかからないように気を付けましょう。
まとめ
正しく持ち運んでおしゃれを楽しもう!
正しく持ち運べば、毛がからまったり乱れたりすることなく、軽く整えるだけでウィッグをすぐに使用することができます。ウィッグを持ち運ぶための専用のキャリーケースも販売されているので、持ち運ぶ機会が多い場合は、専用の物を準備するのもいいでしょう。
ウィッグが乱れたり縮れたりしてしまわないためにも、正しい方法で持ち運ぶようにしましょう。
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