アニメ『86-エイティシックス』22話 感想 3ヶ月待ってよかった最高のクオリティ!!
今回は、ネタバレありで、ガッツリとアニメの話をします!
興味のない方はサクッとバックお願いします♪
エイティシックス、面白いですよ!
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昨晩、アニメ『86-エイティシックス』22話が放送されました!
約3ヶ月前からずっと待っていた放送でしたが、本当に待っていてよかったクオリティでした!
エイティシックスのアニメは、ソードアート・オンラインのアニメを作ったA-1 Picturesさんによって作られているアニメです!
A-1 Pictuersさんは、間違いなく日本屈指のアニメ制作会社さんで、このエイティシックスは作画のクオリティは当然として、演出が圧倒的に素晴らしいアニメとなっています。
解説の動画なども多数あがるほどに、意図のある映像を最高の作画で届けるアニメです!
そして、この22話も最高でした!
原作の小説を読んでいたので、どんな展開となるかはある程度分かっていました。しかし、演出で原作を超えてきたと思います!
原作との違いはありましたが、むしろ良い方に変更がなされていたと思います。
原作小説の22話にあたるシーンでは、シンとレーナは出会った際パラレイドを使って話をしていました。
小説を読む上では違和感は感じなかったのですが、これまでパラレイドを使った声だけで通信してきた2人が、パラレイドを使った通信をしていて相手に気が付かないのはおかしいのです。
さらに言えば、パラレイドはアネットの父親が共和国で作り出した技術なので、連邦側もパラレイドが使えることにレーナは疑問を持つはずです。
そのことは、小説で読んでいる人は勘がいい人が気づく程度だと思いますが、アニメであればその矛盾に気がつく人は大多数となります。それは、声を聞けば、アニメ視聴者にはレーナだと分かる=シンも分かるはずだと判断するからです。
それをまさか、レーナからシンへの声が届かず、最初は字幕表示での会話とすることで解決するなんて、考えた人は天才だと思います!
さらに、シンだけがレーナの存在に気がついた理由が、シンだけがパラレイドでレーナの声を聞き、レーナはレギンレイヴのスピーカーでの声しか聞こえないようにするというのもスゴい!
これならば、原作小説通りの展開となったとしてもおかしくはないのです!
また、話の流れ上、「シンとレーナが出会う」のは分かっていたのですが、その分かっている演出をここまで凝って作るのが素晴らしいです!
アニメは総合芸術だといいますが、まさにそれを体現しているのがエイティシックスだと思います。
どん底まで落ちたシンの慟哭は、思い出すだけでも涙があふれます。
そして、シンが作り出した枠を越えて踏み込むレーナ。そこからの救い。
その上で、シンが自らの呪縛を切り裂いて外に出て、自らの道を歩み始めるという描写。
すべてに意図がある描写ばかりなので、解説をすればきりがありません!
次回が最終話、23話となります。
楽しみに待っていようと思います。