東京イラン映画祭
行ってきました。
いろんな国の映画を見るのがすきで、いろんな映画祭に足を運んでいますが、東京イラン映画祭は今回がはじめて。今年で三回目の開催とのことで、イラン文化センターさんが主催しています。
世界にはまだまだ知らないことがたくさんあるけど、映画はそんな知らないことや世の中の複雑な状況をわかりやすく教えてくれる。映画を通して世界を知ることが第一歩になるかなあと思っています。活字に慣れないわたしにはよきツールなのです。
しかも今回はイラン!ずっと気になってるイラン。メディアで流れてくるイランはなんだか怖いイメージだけれど、旅した人達から聞くのは美しいモスク、自然や遺産そしてフレンドリーな人達の話。いつか行ってみたい!メディアのフィルターを通すのではなくて自分の目で直接イランをみてみたい!ってずっと思ってました。まあ当分いけそうにないけどね。ってことで映画を見てきました。
「別荘の人々」という作品をみました。1986年のイラン•イラク戦争の時期のお話で、戦争に行ってしまった男の人達(父や旦那や子供)を戦地の近くの別荘で女性子供が帰還を待っているというお話。ハイエースが来るたびに軍の誰かが殉教したんじゃないかと不安でいっぱいになる。
とても重いお話でした。平和に日本でのんびり暮らしている私達にとってはこういう現実が存在していたこと、今もどこかで存在していることは目を背けたくなります。
現在、アメリカと緊張状態のイラン。難しいことはわからないけど、罪なき一般人にこんな辛い経験をさせるなんてあってはならないことだなと思いました。言葉にするとなんだか薄っぺらくなっちゃうなあ。
厳しい状況で生きる人たちを描いている映画だったけど、そんな中でも無邪気に遊ぶ子供達が印象的でした。
明日で東京イラン映画祭は最終日のようなので興味がある方ぜひ赤坂いってみてください。
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それでは〜
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