Rist Meetup 2024「Kaggleは業務の役にたつ」に参加しました。
Rist Meetup 2024「Kaggleは業務の役にたつ」というイベントに参加してきました。とても良いイベントだったので、簡単な感想と、資料へのリンクなど。
感想
たまにkaggleは業務の役にたつかという問いをSNSで見ますが、そのお題をかんがえるにあたり、良い発表がたくさんありました。
業務に役にたつかどうかは、色々な立場があるとして、「寝食を忘れるような強く熱中できる環境こそが能力向上に大きく寄与する」というのは本当にその通りだと思いました。
それぐらい熱中して、ある一時期を過ごしていて、それで能力が向上しないわけがない。
たまに「Kaggleは業務の役に立つか」という問いにネガティブな回答をしているのを見ますが、それはKaggleだけで全部を学ぶことができるという、過度な期待があることが原因ではないかと思います。データサイエンスの幅も広いし、ソフトウェア開発の幅も広いし、Kaggleで学べることはその中でもほんのわずかの領域。そのわずかの領域を圧倒的に効率よく、そして深く学ぶことができるのではないかと自分は思っています。
というか、自分にとってはKaggleが目的なので、能力向上して業務に役立つみたいなのは、その副産物のような気がしています。
こちらが、主催されたRistさんの記事
Rist Meetup 2024「Kaggleは業務の役にたつ」を開催しました
当日の、レポートについては、圧倒的にすごい記事が2つもあったので、それを読むのが良いと思います。
以下、資料のリンクを貼っておきます。(資料が公開されていないものは、簡単な感想を書きます)
資料など
とある事業会社にとってのKagglerの魅力
登壇資料を公開しました!Kaggleを通じて得られる能力を、専門能力とコンピテンシー(行動特性)の2つの側面から言語化し、自社の開発においてKaggleで培った能力がどう貢献するかを紹介しています。Kaggleは業務の役に立つ! #rist_meetuphttps://t.co/qGt6Tyuujx
— hakubishin3 (@jy_msc) October 12, 2024
Competitionsだけじゃない!Kaggle Notebooks Grandmasterのすすめ
Rist Meetup 2024「Kaggleは業務の役にたつ」にて発表予定の資料共有します。
— Kosuke Nakago (@corochann) October 12, 2024
"Competitionsだけじゃない!Kaggle Notebooks Grandmasterのすすめ"https://t.co/dBkSXBEwuz#rist_meetup
なぜKaggleでベストを尽くさないのか
KaggleはF1という話が刺さりました。
F1によって、シートベルトや車体の性能などが上がって、それが乗用車の性能向上につながった。kaggleもそれと同じ。
エアプというのもその通り。だいたいKaggleが業務に役に立たないと言っている人はエアプ。
Kaggle駆動ソリューション / プロダクト開発
Rist社の多くのKagglerが、具体的にKaggleで得た知見をどのように活かしているかという具体的な知見がよくわかりました。
Kaggle実績シートを作って、アサイン時に使ったり、お客様に見せるように1コンペ1シートで概要資料を作るというのもなるほどなと思いました。
https://www.rist.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/500e4cfeb14a0c4cfb1b7a4566a08c69.pdf
LT
Kaggle は業務の役にたつ- ビジネスコンテンツ情報を活用する BtoB 事業編 -
Kaggleはデータサイエンティストになるために役にたつ
kaggle notebook での LLM 推論高速化
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参考
この〇〇はKaggleに役にたつイベントも面白いけれど、Kaggleは業務に役にたたないイベントも、あったら面白いねと話していた。
— カレーちゃん (@currypurin) October 12, 2024
AIエージェントがもう少し賢くなったら、可能性があるかもしれない https://t.co/tbNCfHXwGA
KaggleだとトップKagglerでもつぎ込む時間は1コンペに数百時間。これを5~10ぐらいやると金メダルとかある程度の成績を残せる期待値かも。
— カレーちゃん (@currypurin) October 12, 2024
これがビデオゲームの世界だと、そうはいかないので、割とコスパの良いゲームなのかもと思った。#rist_meetup