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【虚構のアイランド】1・ファーストミッション《13》

※予告なく変更のおそれがあります。
※設定上、残酷な描写があります。


地球に大規模な豪雨災害が訪れてから、各大陸や島々が水没の被害に見舞われた。
その数は4分の1にまで減少する程だ。

災害が鎮静化したと観測がなされてから、各国の首領陣は新たな島の埋め立てを決行した。
[スロープ・アイランド]も埋め立て地の企画が提案された1つであった。

元々、大規模な豪雨災害に見舞われて水没する前は、日本国の第二の都市・大阪が存在していた。
[スロープ]の由来は日本語訳で『坂』を意味していて、『坂』と『阪』で掛け合わせたのがきっかけだ。
[ノース・エリア]と[サウス・エリア]と北南で分かれて、人々は暮らしている。

[スロープ・アイランド]の住民は基本的に、どちらかのエリアでしか住居を構える事ができない。
稀に両エリアで拠点がある人も存在するが、一部の資産家しかいない。
多くの住民がどちらかのエリアのみで生涯を終える者達ばかりであった。
[ノース・エリア]の人間は[ノース・エリア]の人間と。
[サウス・エリア]の人間は[サウス・エリア]の人間としか、触れ合う機会を与えられなかった。

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