大谷翔平投手が・・・
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「エンゼルス８－７アスレチックス」（２７日、アナハイム）
エンゼルスの大谷翔平投手が「３番・投手」で出場し、６回、９３球を投げて２被弾を含む３安打５失点、８奪三振、５四死球。今季最多失点と苦しみながらも開幕から無傷の４連勝で、防御率は１・８５とした。打者では六回の打席を終えて３安打１打点で２戦連続マルチ安打。１９年６月１３日のレイズ戦以来となる自身２度目のサイクル安打まであと本塁打としていたが、八回の打席はフェンス手前の中飛だった。
【動画】凄すぎ！守備もフェンスに激突の大飛球 珍しく悔しそうな表情の大谷
八回１死一、二塁。初球を振り抜いた瞬間、場内は歓声が上がり、実況アナウンサーも「さぁ、いったか～？」と連呼したが…。打球はフェンス手前で失速。どよめきとため息が交錯するなか、悔しい表情を見せながら大谷はベンチに戻った。試合後は「（バットの）先だったのでいった（フェンス越え）とは思わなかった」とコメントした。
ネットでは「サイクルヒット」「打者大谷」がトレンド入り。「先発勝利でサイクルヒット見たかった」「惜しい」「そもそもサイクルヒットにリーチをかけられる投手がどれだけいるんや…」「自身の炎上を帳消しにするどころか白星までつけてしまう打者大谷」「すごすぎる」「先発で投げて勝利投手になってサイクルヒットまで達成したらもうわけわからないね」「打者大谷が投手大谷を援護というパワーワードｗ」と、あまりの偉業に困惑する声も多く見られた。
なお、エンゼルスタジアムは、中堅フェンスが３９６フィート（約１２０・７メートル）。八回の大谷の大飛球は３８９フィート（約１１８・６メートル）で、わずか２メートル差で「先発勝利サイクル安打」の偉業には届かなかった。