モンストの売上低下から見る、2020年11月の気になる点

自分の中で、2020年10月の周年イベントまであんなに楽しめていたモンストへの熱量が急激に下がった事に驚きを覚えている。

ただ、それは偶々私自身が飽きが来ただけだと思っていたが、意外と数字に出てる部分もあるようだ。
今回はそこを掘り下げて考えて見ようと思います。

2020年11月にあった主なイベントと「気になる点」

まず、11月に何があったのか?
11/6(金)~11/14(土):「ルシファー絶望の夜明け」復刻ガチャ
11/14(土)~:七つの大罪コラボ第二弾

個人的に気になったのは、この「七つの大罪」コラボの広報展開について。
今回のコラボでは、直前に「匂わせ」要素を多分に含んだ動画が展開された。
・モンストニュースで「モンスト、ラーメン作ります。」と発表
・次の動画でかわけ氏の額にナルトがぶつけられる。

この内容から「NARUTOコラボでは?」という予想が多くされたが、実際は七つの大罪コラボだった。
多くの批判が起き、一方で「勝手に深読みしすぎ」だという意見も多かったように思う。

私自身はNARUTOにも七つの大罪にも特別思い入れは無く、正直言うとどっちが来ても同じ位の感覚だった。
だが、「勝手に深読みしすぎ」だという意見には一つ思うところがある。

そもそも論として、ラーメン&ナルト=NARUTOコラボ説は深堀りでもなんでもなく非常に安直な予想だ。誰でも思いつく。
故に個人的には「流石にこんな安直な匂わせだと逆にNARUTOは来ない気がする」と予想していたが、一方で、この流れでNARUTOを期待した人々の気持ちは自然だと思う。
私自身、好きな作品がコラボされる可能性が高くなったら必ず期待をする。予想よりも願いが強くなる。
なんせ私は、轟絶パラドックスが来た時に「パラドックス=リゼロのOP=リゼロコラボが来るのでは!?」と願望全開の予想をしていた位だ。
ここまで分かりやすい匂わせが来て期待するなと言う方が無理がある。

逆にこの件に関しては、mixiの企画メンバーが誰一人この流れを想像もしなかった…と思う方が、彼らの能力を見下している。
分かってない訳が無い、彼らは本当に優秀なんだから。

故に、「ラーメン&ナルト」は狙って行ったミスディレクション的な行為であろう。その一方で、ちゃんと七つの大罪だとわかる仕掛けも行っており、こちらはかなり巧妙な内容になっている。ラーメンにした理由は一切わからないが。

ここで非常に気になる点は、
経緯はどうあれ、コラボ予想に入ってくる作品として「NARUTO(2億5000万部)」「七つの大罪(3700万部)」が並べられた点だ。
七つの大罪も人気作品だが、NARUTOの人気は次元が違う。NARUTOは歴史に残るレベルの超人気作品なのだから。
にもかかわらず、そんな非常に人気の高い作品を匂わせておいて、蓋を開けたら売上面でかなりの開きがある作品とコラボします。と言われれば統計的に見ても、そりゃガッカリする人間の方が多いでしょうよと流石に思う。

サプライズを仕掛けるなら逆ベクトルであるべきでは無いか?
七つの大罪を匂わせておいて実はNARUTOでした。
だったらサプライズとして成立するが、何故逆を狙ったのか未だに理解ができない。
周年イベントであれだけ素晴らしいサプライズを散りばめられるXFLAGが何故こんな企画を通せるのか理解に苦しむ部分である。

とはいえ、11月の売上自体が悪いわけではない。
悪いのは12月と1月なのだが、
この一件は、12月の極端な売上減につながった要因の一つだったのではないかと思っている。(12月の考察につづく)

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