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モンストスタジアム面白い・・・けど

本家モンストの方は嫁と楽しくぼちぼちプレイしている程度ですが
モンストをやっているとゲーム内の告知等で「モンストスタジアム」の事に時々触れる機会があります。
実際にプロもいて、全国規模の大会も行われていますがyoutubeライブ等で見るとこれが本当に面白いんです。

何が面白いと言えば、スタジアムはまさに「スポーツ」だからだと思っています。サッカー、野球、陸上、バドミントンなどは実際にプレー経験もありますがそんな競技の大会に負けない位の『熱気・緊張感』があります。

だけど、楽しく見れば見る程、どうしてもスポーツ好きとして拭えない不満があるんです。
それはスポーツと比較してあまりに失敗を取り返し辛い点です。

ミスの影響が大きすぎる

スポーツを経験してる人なら分かると思いますが、スポーツでミスをしない…なんて事はありません。しかも相手のレベルが上がれば上がる程、より速くプレーをする必要があり、時間さえ掛ければほぼミスしないようなシーンですらミスが起きるようになります。

サッカーでも野球でもバドミントン等でも、ミスは頻繁に起きます。
例えばテニスで、トップクラス同士の戦いでも、ダブルフォルトを一度もせずに勝つなんて事はそうそう無いでしょう。むしろ相手が強くなるにつれて、サーブミスは起きやすくなります。それだけ強いショット&難しいコースを狙わないと、厳しいリターンを決められやすくなるからです。

モンストスタジアムは基本的に先にミスをした方が負ける試合になる事が多いです。特に1手のミスで予定がグチャグチャになるようなステージだと挽回が難しい・・・。
ちなみに、ミスした方が負けるという事が悪いと考えているのではなく、1本のミスがテニスやバレーで言う1セットを奪われるレベルの重みになっている点に、スポーツという観点で見た課題点を感じています。
これが予選になると、たった一本の「サーブミス」レベルの失敗でその試合に敗北する事すらあります。

しかし、試合数が増えると大会の時間が非常に長くなり、ショーとして盛り上げるのが難しくなる側面がある事は理解できますし、このミスに対する重さが良い意味でも競技の緊張感をもたらしている恩恵がある事も理解できます。
ただ、この課題を抱えたままスタジアムが「スポーツ」として深く確立されていくのは難しいのではないかと思っています。

ではどうすれば?

『失敗の重み』を調節する

多くの人気スポーツは多少の失敗を挽回する事が十分に可能な構造になっています。
スタジアムをよりスポーツとして楽しむために、1ゲームの重さを如何に軽く出来るか?という点は非常に重要な点になってくると思います。

ぱっと考え付く所とすればゲーム数を増やす事でしょう。
例えば1試合5ゲーム先取制ぐらいに調整出来れば、実力差が反映しやすくなります。ただ課題となるのが、試合時間が大幅に長くなる点です。
特に、スタジアムの中で時間がかかる要素はキャラクターピックの部分だと思っています。そこを加味して考えられるのが、

(案1)1度のピックでキャラを6体(仮)まで選択できるようにし、2ゲームは選んだ6体のピックの中から4体を選んで戦うようなスタイルにする。

・1度のピックで計6キャラ
・2ゲーム、近いコンセプトを持ったステージを連戦
・1ゲーム目、2ゲームを6体のピックをやり繰りしつつプレーする
こんな感じ。このルールだとピック2体分キャラピックの時間は少し伸びますが、1度のキャラクターピックで2ゲーム連戦出来るため、現在のルールで2ゲームやるよりはるかに時短できると考えます。ただ、この方法の場合コンセプトの近いステージを2種類ずつ用意する必要性があります。

(案2)現在の1ゲームの内容をおよそ半分に分ける

現在のステージを、ゲームコンセプトはそのままにおよそ半分に分け、前半戦/後半戦みたいな形で2連戦するスタイルはどうか?と思います。
1度のピックシステムで連戦する点、1ゲームの所要時間は現在の約半分になる点、など2ゲームしても大きな時間ロスにはならないのではないかと思います。
ただし、よりスピード重視になり速打ちに優れたチームが有利になる可能性は高くなる気がします。ただ試合のスピード感が上がる事自体はゲームとしては歓迎できる点のようにも思います。

(案3)同様のステージを2連戦する

現在のシステムを一切弄る事なく、選手が日々行っているステージ研究の負担を上げる事もなく、ピックアップシステムのタイムロスもなく実行できる一番安易な方法です。
とはいえ気になる点は全く同じカードで全く同じステージを2度やる事がショーとしてどうなのか?という懸念があります。

・・ああだこうだ書きましたが、
とにもかくにも、ここまで盛り上がってきているモンストスタジアムが、一定のブームだけで終わって欲しくないというのが本音です。

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