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ベイカレ在籍時の体験記①就活とか受付嬢とか
なぜ書くのか
筆者はベイカレを卒業して数年が経ち、現在はブランディング、マーケティング領域のコンサルティングファームを経営をしている。ベイカレント在籍時のIT領域のコンサルティングとは全く異なり、マーケティングというのは定性的、情緒的な議論も多い。気が付いたら畑違いの仕事にどっぷりと浸かっているうちに当時の記憶や感覚を忘れてしまいそうになるので筆を進めてみることにした。
先日Xにて以下のようなポストを目にした。
ベイカレ行ったやつ全員クソ会社扱いしてすぐ辞めてたな
— rowarowa (@kairowa2) January 6, 2025
ベイカレントというのは社内外、どこでも評価が大きく分かれるファームであるらしい。私の個人的な評価も含めて書いていきたいと思う。
想定読者
ベイカレント内定者(新卒・中途問わず)
ベイカレント現在籍者
ベイカレント退職者
ベイカレントに興味がある方
暇つぶしにあるあるネタや懐古的に読む、くらいが良いと思う。
購入前に認識しておくべきこと
当然のごとくプロフェッショナルファームの人間として機密情報の保持義務があるため、クライアントや社内体制など具体的なことは言えない。
実際に在籍した筆者の個人的な感想
私のスタンスを先んじて示しておくと、私はベイカレントに対してポジティブであることは強調しておきたい。社内外でも評価が二分するベイカレントだが、私自身は大変貴重な経験をさせていただいたと思っている。
華麗とは言えない就職活動
今振り返ると上述の通り評価は異なるが、当時の筆者は就職活動の結果に満足していなかった。私大文系大学生の筆者の周辺で成功・勝ち組とされていた内定先は伝統的な大手企業。
当時は総合商社、広告代理店、不動産デベロッパーあたりが勝ち組とされていた。筆者は志望企業の最終面接でことごとく不採用。一方で「勝ち組の同期」は水を得た魚のようにキャンパスでキラキラしていた。残酷なものである。というのも、筆者は受験などで不合格という経験をしたことがなかったので、初めて知るその痛みはなかなかに応えた。
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