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「余情残心」の意識がお客様との縁を引き寄せる

こんにちは、カレント自動車IT事業部のZです。本記事は、当社の大事にしている経営理念をさまざまなエピソードから学ぶ「カレントフィロソフィシリーズ」です。今回は「余情残心」をテーマに紹介します。


「余情残心」とは

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「余情残心」とは、主に茶道で用いられる言葉です。茶事が終わって客が帰った後、残った茶を飲みながらその日の自らの行動を反省し、茶事終了後も客のことを考え続けるというおもてなしの心を意味します。

人生は多くの出逢いと別れの繰り返しです。一度別れた後にまた出逢える人は限られています。再会する機会が訪れるのは「縁」を大切にするからこそではないでしょうか。そして、人との縁を大切にするうえで「余情残心」は欠かせない習慣だと言えます。

お客様との縁を引き寄せるために

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私たちは、日々さまざまなお店・人から物を買ったり、サービスを受けたりしています。そんな中で「あれを買うならばここ」とか「これを頼むならこの人」という理由で選択をすることはないでしょうか。自らの体験から決断する場合もありますが、人からの紹介によって選ぶこともあるでしょう。

縁を大切にしている人は、また依頼される確率が高まります。それは、いわば「仕事の報酬は仕事」、つまり真摯に仕事に取り組んでいればさらに大きな仕事が舞い込んでくるということを物語っています。今、目の前のお客様を大切にすること。別れ際を美しく、きっとまた逢えることを願い、出来る限りの礼を尽くすこと。それが新たなお客様との縁を引き寄せ、後々の人生に大きな影響を与えます。

悪口を言わず、お客様と真剣に向き合う

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最もやってはいけないのは、選ばれないお客様に不平不満をぶつける行為です。毒を吐けばその瞬間はスッキリするかも知れませんが、まるで天に唾を吐くような愚行です。業界的に競争が激しいと、つい他社の悪口を言い合ってしまうでしょう。しかし、それを聴く側としては、決して気持ちのよいものではありません。他社の悪口を一切言わず、ただひたすらお客様に尽くしたいという想い、自社の強みや特徴、どのようにお役に立てるかということだけを考えてお伝えすると、選んで戴ける確率を高められます。

「余剰残心」を日々の習慣にし、どうすればお客様に喜ばれるのかを誰よりも考え、尽くす。その繰り返しがまたお逢いできることに繋がると信じ、お客様のお役に立たせて戴きましょう。

まとめ

思うように業績を伸ばせないとき、つい他の誰かのせいにしてしまいがちです。しかし、他社やお客様への不満ばかりを口にする営業マンに「もう一度頼みたい」と思うでしょうか。「余情残心」の意識で、常にお客様のことを考えて真剣に取り組めば、知らず知らずのうちに縁を引き寄せられるはずです。うまくいかないときは、まずは自分がどれだけお客様に尽くせているかを振り返るようにしましょう。

過去のカレントフィロソフィシリーズはこちらからどうぞ。

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