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「カザフテツドウ」を排除していますか?

こんにちは、カレント自動車IT事業部のZです。本記事は、当社の大事にしている経営理念をさまざまなエピソードから学ぶ「カレントフィロソフィシリーズ」です。今回のテーマは「『カザフテツドウ』を排除していますか?」です。


「カザフテツドウ」とは

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「カザフテツドウ」といっても「カザフスタンにある鉄道」ではありません。トヨタ生産方式から生まれた「7つのムダ」を意味します。

カ=加工のムダ ※本来は不要な仕上げや検査を実施すること
ザ=在庫のムダ ※なぜそこにあるのかを説明できない余分な在庫をもつこと
フ=不良・手直しのムダ ※不良品の廃棄や手直しを行なうこと
テ=手待ちのムダ ※やるべき作業がなくて手が待ち状態のこと
ツ=作り過ぎのムダ ※必要以上に製品を作り過ぎること
ド=動作のムダ ※仕事への付加価値を生まない動作のこと
ウ=運搬のムダ ※必要以上に物を移動させること

の頭文字を組み合わせた言葉です。

生産性と採算を向上させるためには、この7つのムダを徹底的に排除しなければなりません。

「自部門の採算状況=自分の財布」と捉える

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しかし、どうでしょうか。7つのムダをなくそうと日々努力しているでしょうか。あなたの周りに「自部門で使っている作業スペースが余っているので、返上したい」と声を上げるリーダーはいるでしょうか。

京セラでは、各部門が使用面積に応じて家賃を負担しています。そのため「ムダなスペースを管理部門に返上したい」と言ってくるリーダーがいるのです。まさに自部門の採算状況=自分の財布の感覚です。このような感覚で自部門の採算を考えると、まだまだムダがあることを見つけられます。採算表を細かくチェックし、今一度自部門のムダを発見していきましょう。

まとめ

当社は「一人ひとりが経営者」という考えを大事にしています。メンバーそれぞれが経営者としての視点をもち、いかに工数・経費を抑えて業務を遂行するかを考えれば、売上は目覚ましく伸びていくでしょう。会社の成長のために、メンバー全員が「カザフテツドウ」の排除を意識することが重要です。

過去のカレントフィロソフィシリーズはこちらからどうぞ。

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