『真夜中のラブ』を聞きながら歌詞を読む
■前置き
伊東健人さん、アーティストデビューおめでとうございます!!
みなさんはもう『真夜中のラブ』聞きましたか?私は今から聞きます。
嬉しすぎてどう喜んでいいか分からないので、とりあえず聞きながら歌詞を読もうと思います。
深夜テンションで走った。感情の魚拓。
・アーティストデビューに対して書いたやつ
https://note.com/current03/n/n4748161cb84e
解釈が出る前に好き勝手書きたい!!!
音楽については素人なので、感想以上のものではないです。
・イントロ~サビ前
最高。カラフルさすら感じるイントロから「ガラガラの街で」と入るのがまず好き。ここの歌詞を聞いて、何となくコロナ前に終電を逃した渋谷の夜中を思い出しました。あるいは深夜に見た『天気の子』。
夜の街って独特の雰囲気ありますよね。0時半、ちょうど終電が無くなる時間だな~と思ったりもした。
しかもこれ、「日曜日の憂鬱をも超えていきそうさ」なんですよ。
金曜日のみ過ぎたわけでも、土曜日はしゃぎ過ぎたわけでもない日曜日なのが良い。
日曜日の夜中の憂鬱、めちゃくちゃ分かる。これ書いてるのも連休明けだし。
・1サビ
「レッドカード」の発音が好きすぎる。
真夜中の逢瀬を匂わせる表現といい、「間違えちゃって」「レッドカード」「あと少しで」といった言葉といい、少なくとも青春の煌めきのような恋愛を描いたわけじゃないんだろうな。
やっぱり、なんとなく渋谷の情景が浮かぶ。個人的には夜中の渋谷ってこういう匂いするよなと思ってます。
・2番サビ前まで
おしゃれだしほの暗いし自罰的な歌詞。
駄目だと分かってるけど「片足を突っ込んじゃった」であろう心情がメロディと歌声で鮮明に浮かび上がってくる。悪いことをして酔ってるんじゃなく、それを後悔してるような、でも仕方ないと諦めているような雰囲気。好き。
「時計が回ると」「無尽蔵に溜まっていく」あたり、結構な時間経過を感じますね。一瞬じゃなく、少なくとも数時間はここに至るまでに経ってる。
おしゃれさ×退廃みたいな概念が好きなのではしゃいだ。
・2サビ
この曲、「思う」や「感じる」ではなく、全体的に「気が付く」という表現が多い。新たに湧き出た感情ではなく、そこにあったことに「気が付く」夜中。
時計を見たら、外を見たら、みたいな発見の感情。
何かにふと目をやるシーンが全体的に好きなのでめちゃくちゃ嬉しい。ハッピー!
・Cメロ
なんだこの詩。難しい言葉一つも使ってないのに最高だ。
夜が更けていくときの感覚を「ふわりそうな自覚」と評するの天才すぎる。凄い。私の語彙では称えることも難しい。最高。
体感、夜中3~4時ぐらいに昨日と今日と明日の境目が分からなくなる。
どんどん眠たげなメロディになるのも含めて良い。
・3サビ
良い。「忘れるよ」でメロディが切り替わるのが良い。
日付が切り替わる、何かのスイッチが入るみたいな感覚がある。
退廃的で、でも幻想的だった夜中を抜けないといけないんだなみたいな寂しさ。
これ何が綺麗なんだろうな~~!!私は相手が窓の外を見ながら「綺麗だね」って言ってて、語り手がその相手も含めて「綺麗だね」って言ってる光景が浮かんだ。朝焼けの、ホテルの窓の隙間から日がちょっと入ってくる時間。
「日曜日の憂鬱」からの「仕事には行かないと」、構成が綺麗。
日曜日の夜中から月曜日の朝の日付の切り替わりでもあるし、カレンダーの切り替わりでもある悲しさ・虚しさがそこにはある。
「不思議と回る世界へ」も良い。
自分がいなくても、こんなことをしていても世界って回るんだなって諦観がある。いいな~~!!諦観、大好き。
・総括
天才。最高。ありがとうございます。
デビュー曲から好みど真ん中みたいな歌詞をお出しされて目が冴えた。
渋谷のセンター街で流れないかな……。
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