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華を夢見る少年たちと、華Doll*巡礼の年

華Doll*の楽曲紹介を見かけてテンションが上がったので、私も何か書いちゃお~~!!と思った次第です。

◆そもそも華Doll*って?(公式HPはこちら

ムービックが手掛ける、”知的興奮型”アイドルコンテンツ。
架空の芸能事務所「天霧プロダクション」に所属するユニット「Anthos(アントス)」を中心に物語が展開していきます。

題名にもなっている「華Doll*」はこの天霧プロダクションが打ち出している「華人形プロジェクト」を指しています。
それは、人間に特殊な花の種を植え付けることで人工的に完璧なアイドルを生み出そうという狂気の企画。
Anthosのメンバーには、それぞれこの花の種が植え付けられています。

◆Anthosのメンバーと華の「開花」について
※リンクは各メンバーのプロフィール映像

灯堂理人(CV.伊東健人)……「歌声」担当。元モデル。
イメージカラーは紫。
影河凌駕(CV.濱野大輝)……「筋肉」担当。最年長。
イメージカラーは緑。
結城眞紘(CV.山下誠一郎)……「笑顔」担当。みんなの弟。
イメージカラーは赤。
如月 薫(CV.土岐隼一)……「マイナスイオン」担当。癒し系。
イメージカラーは青。
清瀬陽汰(CV.増田俊樹)……「ムード」担当。最年少。
イメージカラーはオレンジ。
チセ(CV.駒田航)……「ビジュアル」担当。マイペースコミュ強。
イメージカラーは黄。

華Dollの特徴の一つとして「華」の「開花」があります。
冒頭でメンバーに埋め込まれている「華」は、彼らの一定の成長により「開花」し、文字通り花を咲かせます。
他のアイドルコンテンツでも描かれるアイドルとしての成長。その成長度合いが、「開花」で客観的に判断されてしまうのです。
めちゃめちゃ残酷じゃないですかコレ……。
他人からの評価だけでなく、自分の中にも「開花」しているか否かという指標が強烈に植え付けられるんですよ。アイドルというのが競争と不可分であるとは言え、極めて残酷なシステムです。

そもそも、我々には華人形プロジェクトの詳細すら分かりません。どんな理論で、天霧プロダクションがどういった判断・姿勢で取り組んでいるのかも初期段階では不明です。
また、Anthosメンバーが何故プロジェクトに参加したのかも。

◆「知的興奮型」アイドルコンテンツとは?

ご覧の通り、華Dollは非常に謎の多いコンテンツです。
そして、我々にはこの謎を考察するための要素が与えられています。
サイトトップに「Are you a thinking reed?(あなたは考える葦なの?)」と書いてある通り、考察することがかなり推奨されているコンテンツと言えるでしょう。

・Anthosのデビュー曲「BIRTH」(Thinking reed ver.)

Anthosの楽曲のいくつかは、YouTubeにMVがアップされています。
ここではそのうちの一曲、「BIRTH」を紹介しましょう。
Anthosのデビュー曲であり、最初に提示された「謎」。
疾走感があるメロディーに乗せたメンバーの掛け合いがめちゃめちゃカッコいいこの曲ですが、歌詞と映像が非常に不穏。
サムネイルにもなっているCメロ以降を見ていただければ一目瞭然です。
ね、不穏でしょう?
この不穏さが華Dollの魅力であり、今後の展開から目を離せない要因です。
こんなに不穏なコンテンツなのに、曲が全部バチバチにカッコいいのもまた凄い。強い曲×歌うま声優×不穏というトンデモコンテンツです。

◆現在の展開と今後の展望

華Doll*は発表からおよそ一年を迎え、現在下記3枚のCDが発売されています。詳細はこちら

華Doll*1st season ~Flowering~
1巻 「Birth」
2巻「Boxed」
3巻「IDOLls」

そして3/20(金)には4巻「Message」が発売予定です。
まだまだ始まったばかりのコンテンツなので、今からでも簡単に追いつくことが出来ます。
このnoteではそこまで触れていませんが、とにかく楽曲がカッコいい&歌がひたすらに上手いです。YouTubeで聴くだけでも是非。
ハマったら一緒に考察しましょう。そして絶望しましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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