最近知った不都合な真実、国産ウイスキー(備忘録)

最近知った不都合な真実、国産ウイスキー。

大麦原料のモルトウイスキーと、トウモロコシなど穀物原料のグレーンウイスキーがあり、安いブレンドウイスキー(角とかも)はグレーンが多く混ざっている、と言うのは知っていたが、そもそも日本ウイスキーの法制度がゆるゆるだった!

・9割薄めてもOK
穀物由来の原酒(モルトもグレーンも)が10%以上入っていれば、残りが醸造アルコールやウォッカで調整しててもウイスキー表記OK。
イオンのペットボトル入りのとかはちゃんと書いてる。ある意味真面目w
原料表記が、酒の場合は量の多いもの順じゃないんですね。それも吃驚

・国産じゃなくても国産
こちらは9割どころか、100%輸入原酒を使ってても国内でブレンドや瓶詰めしてれば、国産ウイスキー表記OK!
なんと蒸留所が無くても国産ウイスキーメーカーになれてしまう!(実際にある倉◯とかね)
「国産うなぎ」みたいな狐につままれた気分

法の網を抜けて、ではなく、網がそもそもないからw別にいいんだけど。ウイスキーファンとしてはなんだかなーという気持ち。秩父の有名メーカーも、白いラベルのヤツは普通に海外原酒混ぜてるみたいだし(公表してる)。やはりそもそも「混ぜて」「一定の品質を出す」のが主流&難しい業界なのかもしれない。歴史や生産量の蓄積の差が海外とまだまだあるみたい。

昨年ようやく日本ワインの法規制が始まったけど、ウイスキーはこれからですね。世界5大産地としてジャパニーズウイスキーの波が来ているので、どんどん良くなっていってほしい。

まぁもともと日本はみんなハイボールでカブガブ飲んでて味もわからないってのもあるだろうけどw

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