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囲碁史記 No.2

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囲碁史研究家の視点により、囲碁の歴史を貴重な資料をもとに解説。 No.2は囲碁史記 第25回から第41回まで 碁聖本因坊道策の後継者の時代から低迷期を経て本因坊察元、烈元の登場に…
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#小嶋道芝

囲碁史記 第39回 低迷から中興の時代②

囲碁史記 第39回 低迷から中興の時代②


京都の小嶋家 江戸時代、京都に小嶋家という碁家があった。三世本因坊道悦の門下として記録が残る小嶋道純が祖と言われ、道純の元文二年(一七三七)、七世本因坊秀伯との棋譜も『道純録・萬喜録』(成田山仏教図書館蔵)に六局遺されている。「道純録」は元文二年の四月から九月までの半年間、江戸の家元を中心に打たれたもので、道純の孫弟子太田久寛が編纂したとされている。棋譜は三十一局ある。

 三世道悦の弟子が七世

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