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烏天狗クーロン
2024年1月22日 09:22
江戸時代中期、碁聖本因坊道策とその優秀な弟子たちにより囲碁は大いに発展していくが、家元筆頭といえる本因坊家において六世知伯、七世秀伯、八世伯元と相次いで当主が二十代、六段位で亡くなり道策らの技術は継承されず、囲碁界全体が活力を失っていく。 この時代は、囲碁界の低迷時代、あるいは暗黒の時代と称されている。春碩因碩と三度目の琉球使節 寛延元年(一七四八)、囲碁界の暗黒の時代を象徴するよう