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ベトナム完全地元密着型旅

私の旅のスタイルは完全地元密着型。
とにかく現地の人と仲良くなって現地の人と同じ生活を行う。しかしながら私は英語も話せず
なんなら母国語である日本語も怪しい
そんな私でも心を通わせれば現地人と通じ合うことも可能なのである
要するに総合力・人間力そしてなによりも優しさが旅には重要なのだ

得体の知れない made in Viet のLCC

成田空港からベトジェッド航空にて7時間。得体の知れないLCCに乗って行くなよと数人の知り合いに止められたが、そんなことは知らぬ存ぜぬ。I love vietjet.

ベトナム政府は果てさて機能しているのか

ノイバイ空港からハノイ市内に向かうバスの中から撮影した写真だ。7時間であっという間に異国の地である。所変われば、形態変わればこんなに国は違うのか。社会主義と資本主義の違いをまざまざと見せつけられた瞬間である。バス運転手は歌を歌いながら笑顔でご機嫌に運転している。可愛い人間である。

なんか降ろされたんですけど

バスに乗ってハノイ市内にある大きなバスターミナルに行きたかったのだがなんと訳のわからぬ場所で下ろされる始末に。バスの運転手に「いや君、バスターミナルまでこのバスは運行するって言ったじゃん」通じない。当たり前である。日本語なのだから。気を取り直して片言の英語で話すも、英語すら通じない。これまた当たり前である。ベトナム語が公用語なのだから。

去って行くバスを悲しく見つめるしか脳がない私は、地図もないWi-Fiもない携帯も使えない。ほんの数秒にしてガチの1人ぼっちになってしまったのだ。そう、世界から見放されたわけだ。にしても、バス運転手のあの笑顔が頭をよぎる度に腹が立つ。歌うな。可愛い人間発言はしっかり前言撤回させていただきたい。

人・人・人

さあここからは根性である。ベトナムの学生らしき人間やおじいさんに話を聞きまくりなんとベトナム語も英語も分からずともハノイの中心、ホアンキエム湖周辺まで辿り着いてしまったのだ。流石私である。いや素晴らしい。今世界で一番かっこいいのはきっと私だ。知らんけど。

臭いが半端ではない

なんと現地に行ってわかったベトナム、通りごとに臭いが違うではないか。とにかく鼻につく嫌な匂いを放つ通り、お花の匂いが立ち込める通り、生臭い通り、フォーの匂いがする通り…ストリートごとに全く違う。これは面白い。全ての根源に臭さがあることには間違いないが。

腐っとるだろ

誰がベトナムでこんな常温のウインナー食うんやと思った3秒後、現地の子どもが買いに来た。固定観念すまん。サラミだけワンチャンあるからサラミを食べるんだろうなと思ったが、その子どもは絶対に誰も手につけないであろう緑の模様がついた謎の食べ物を指さした。嘘だろ。将来有望である。ここでもまた固定観念に反省するのだった。

あと一手で大火事

ベトナムのインフラは大胆なものが多い。上の写真はあと一手で大火事。電線が絡まる=死を意味するが(過言でもなさそう)それでも生きている現地人。生まれ育った環境、ベトナム人に乾杯である。

他にも、腐ったソースがかかったエビの揚げたものや、メロンパンらしきものを食した記憶がある。ベトナムでエビを食べても、氷を食べても、水を飲んでもお腹を下さなかった私はきっと地球外生命体である。私の内臓よ、強くあれよ。

因みに、2日お風呂に入れず、1日は完全に水だった。
女子は耐えられないであろうがそんなこと余裕である。
実に強く強かな女であると言われる私であるが、結構適当なのだ。

しかし悪い意味で適当ではない。よく考え行動に移し、生きている。
アホみたいに行動力があるのは賢いからでなく、根っからの大馬鹿者だからだと思う。この大馬鹿者、実は今日も生きている、旅をするために。

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