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THEベトナムクオリティ

もう絶対に日本ではあり得ないことを発見した徒然日記である。衝撃ベトナムクオリティをこれでもかと言うほど紹介していく、ただそれだけだ。

在庫とか絶対把握してない

所狭しと布が並ぶ市場。
その名もドンスアン市場である。
客との距離が布によって完全に阻まれ、仕事する気が全く感じられない。
人の話を聞くという概念さえもなさそうだ。
きっと何十年もこの景色のままであろう。在庫を全く把握していなさそうだからである。メルカリ使用時の鉄則である「在庫持つくらいなら値段を下げてでも売れ」と言う諺が絶対に通じないベトナム。恐るべし現地人。

水に漬けるな

乾いた人参にブロッコリー、カリフラワーにジャガイモ。
たまに冷蔵庫の中からカピカピになった小さい人参を見かけることがあるが
確率としては飛行機が墜落するかしないか、その程度である。
にも関わらずここでは常態化しているではないか。これがベトナムである。たけのこは水に浸かっているが既に灰汁がひどい。青いバケツにぶち込むんじゃないよ。食欲をフル無視。

何事

何事なのか。これ以上言う事はない。色んな意味でおしまいである。

大問題

格安で泊まったホテルにて、ロッカーの中にガスマスクが。
これまた問題がある。ガスがばら撒かれる可能性があるのか、突然テロが起こる可能性があるのか。それともガスマスクをして寝床についた方がいいのか。
正解が見当たらない。
被ると下についている酸素の部分が使用済みになってしまう可能性があるために避けたが、ガスマスクを見るとアウシュビッツを想像するのは私だけだろうか。
寝る前にはガスマスクの事なんか頭の片隅にすらなかった。

コーラってなんだったかな

社会主義国、スパイスにフルベットした結果この味になったのだろう。
とてもじゃないが全て飲む気になれなかったのである。
しかもピントも合っていない。お分かりだろうか。
カメラでさえコカコーラ社を裏切ったのだ。

私が考えたTHEベトナムクオリティであるが
現地人たちにとってはそれが日常であり、常識なのだ。
私はベトナムクオリティを馬鹿にしているわけではなく
所変われば常識すら、普通すら覆されてしまうことを伝えたかったのである。

また違う角度から言うと、自分たちの生き方は一瞬にして変えることができる。と言うこともできる。
環境が人を作るというが、案外間違っていないのかもしれない

しかし私はどこに行ったとて私のままである。
そう、人間簡単に変われないのだ。


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