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【戸建リノベーション】@福岡市東区A様邸|一歩踏み出す勇気が持てた!リノベーションから始める私のセカンドライフ

50代のAさんは、10年近く空き家になっていた築古の祖母宅を相続しました。古いものやアンティークが好きな彼女は、古いものを生かす暮らしに憧れ、建物をリノベーションして第二の人生をスタートさせたいと考えています。しかし、リノベーションに関する知識も、自信もなく、あと一歩踏み出せずにいました。



1. リノベーションという選択肢

現代では住まいに対する価値観が多様化し、古い家を活用する「リノベーション」という選択肢が注目されています。Aさんもまた、祖母の家をリノベーションすることで、単なる住まいの再生にとどまらず、自分らしい暮らしを実現したいと考えていました。しかし、“何から始めればいいのか分からない”という不安が、彼女の行動を止めていました。「本当にこの家が生まれ変わるのだろうか…」と考えるたびに、心が揺れ動く日々を過ごしていたのです。

そんな中、Aさんは日頃からSNSで目にしていた当社の空き家再生の取り組みに興味を持ち、Instagramを通じて問い合わせをいただきました。「この会社なら、私の想いを理解してくれるかもしれない」と期待がふくらみました。

Before|建物内には思い出の品々が時を超え、そのまま残っていました

2. 最初の一歩は「相談」から

Aさんの「この家、リノベーションできますか?」という問いかけに対し、弊社の建築士が現地調査を実施。周辺環境や既存建物の状態を詳細にチェックし、可能性を探りました。

Before|空き家の期間が長く続いた為、建物外部にも、内部にも、劣化や痛みが見られました
Before|不要な荷物が散乱していた中庭。日当たりも風通しも悪く、土はじめじめしていました

現地調査を通じて、Aさんの不安が少しずつ解消され、「この家をもっと良くできるかも」と前向きな気持ちが芽生え始めました。プロの視点から見た建物の状態や活用の可能性を知ることが、リノベーション成功への第一歩となったのです。「専門家に話を聞いてもらうだけで、こんなに気持ちが楽になるなんて」とAさんは驚きを隠せませんでした。


3. 優先順位を決める大切さ

リノベーションを進めるうえで、最も重要なのが「優先順位を決めること」です。Aさんのライフスタイル、予算、工期などを考慮しながら、何を最優先にするべきかを一緒に整理しました。

この部屋ではどんな気持ちで過ごしたい?住まい手さんの情緒を大切にする設計を心掛けています

たとえば、

  • 屋根や外壁など、手を入れてこなかった躯体を最優先に

  • デザインと使い勝手のバランスを考慮

  • 古き良き雰囲気を残しつつ、今の暮らしに合った快適な設備を導入

「どれも大事で迷うけれど、一つひとつ整理することで、やるべきことが見えてきました」とAさんは納得の表情を浮かべました。


4. プロとの協力で理想の住まいへ

リノベーションの実現には、設計の段階から施工会社との連携が欠かせません。当社では、リノベーションを得意とし、私たちの考え方に共感してくれる施工会社と早い段階からタッグを組み、プランを具体化していきました。

私たちのリノベーションの定義は、「あるものを生かし革新し、新たな価値を持たせること」。Aさんの希望を細部にまで反映させながら、

  • 間取りの再構築

  • 使い勝手の向上

  • デザインの洗練

を実現し、建物がよりよく進化するための工夫を重ねました。「専門家の意見を聞きながら、一緒に考える時間が楽しかった」とAさんもプロセスを楽しめるようになりました。


After|風が通るようになった中庭は居心地良。デッキでどう過ごすか今後の暮らしに妄想が膨らむ
After|屋根外壁はガルバリウムで覆われ、白と紺が映えるスタイリッシュな外観に生まれ変わった

まとめ

こうしてAさんは、一歩踏み出す勇気を持ち、リノベーションによるセカンドライフをスタートさせました。「思い出の家を住み継ぎたい」という想いに寄り添いながら、Aさんの夢を形にしていくお手伝いができたことを嬉しく思います。

「最初は不安ばかりでしたが、思い切って相談して本当によかったです」とAさんは笑顔で話してくれました。

リノベーションの詳細については、別の記事で詳しくご紹介していきますのでぜひお楽しみに。
家づくり、迷ったらまずはプロに相談してみませんか?
あなたの背中をそっとひと押しします。


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