【建築家の頭の断面図】仕事はじめの「初えびす」
2024年1月6日から仕事はじめです。
名古屋の熱田神宮では1/5の午前0時から「初えびす」といって、商売している人が熊手やお札を購入するためにすごい数の人で「ごったがえす」行事があります。
僕も以前は午前0時に行ってましたが、今年は眠気に負けて日中に行きました。
さて、建築家は神社でテンション上がる人が多いと思います。
それは今ではなかなか難しい建築様式をみれるからです。
「鰹木」「千木」など屋根の上にある装飾に心躍らせながら、むくりの屋根などの構造を見る人が多いんじゃないかなぁ。
また、木造のダイナミックさ、迫力は社寺仏閣を見ればわかりますよねぇ
僕の考えなんですが、中規模建築くらいまでは、できれば木造でダイナミックに計画したい…という想いがあります。
鉄骨やRC造(鉄筋コンクリート)だったら簡単にできるんですが、なんていうのかなぁ
木の「生きてる」って感覚が好きで、大変だけどできれば木造でダイナミックにしたいという想いがあるんです。
これは社寺仏閣含めて、昔の日本建築が潜在的に好きだからなのかもしれないですねぇ
ちなみに熱田神宮には僕の大好きな「信長塀」というものがあります。
土と瓦と石灰で固めた有名な塀です。
いつかこれを現実でやりたいと思って何度か提案しています・・・
ちなみに神社に行った時の建物を見るポイントをお伝えすると・・・
すごいバランスがとれているんですよね・・・
具体的に言うと縦横比
屋根のトップの高さと横幅のバランスが良いんです。
ディテールにばかりフォーカスされがちですが、全体のバランスを俯瞰で見た時に建築のすばらしさを感じると思いますので、
神社に行ったときは是非遠目でバランスの良さを感じてみてください。
2024年は記事投稿を復活させるので是非参考にしてみてください。
今回はここまで。
ありがとうございました。
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