【歌詞解釈】Saucy dog*シンデレラボーイ
こんにちは。今日は最近わたしの中でハマりにハマっているSaucy dogの「シンデレラボーイ」の歌詞を考察していきたいと思います。
実はこの歌8月発売なんですが、聞きはじめたのはほんとここ1,2週間で、というのも曲のタイトルがなんかキラキラしててサウシーっぽくない、、?と謎の嫌悪を感じずっと聴くのをさけていたところ(きっとキンプリと混同してる(笑))、友達に強めに勧められ聴いたら「なにこれめっちゃいいじゃん」という具合に、、(笑)
この曲に限らずわたしこういう現象よくあります、、
まあ何はともあれ考察していきます。('_')
”頭じゃわかっていても
心は追いつかない
カラダは単純なのね
男なら尚更ね”
あなたとの関係を清算しないといけないと頭では分かっていながらも、心はそこに追いつくことができないあたし。
だからあなたに求められると正直なあたしの身体はまだ反応してしまう。
あたしがこんなんだから、男のあなたは尚更欲望に忠実だよねって話です。
”夜な夜なゆらゆらいでも
未だに君が一番
最低で大好きだった
なんでかな。ムカつくわ。もう。
夜な夜な他の人と遊んだり、或いは他の誰かと体を重ねていても、ふとした瞬間に君が浮かんできてあんなに最悪だったのに、同時に一番好きだったことも思い知らされます。
苦しめられたはずなのにいまだに思いだしちゃうあたしにも、いちいちでてくるあなたにもイライラしちゃうあたしです。
”忘れちゃいたいのに
ずっと傷つけられてばっかだったのに”
あなたのことなんて忘れちゃいたいのに。
一緒にいる時は泣かされてばっかのあたしだったのに。
それでもきっと、未だにあたしの中で強く思い出されるのは、あなたへの愛しさなのでしょうね。
”シンデレラボーイ 0時を回って
腕の中であたしを泣かせないで
気付かないふりをしてそのまま
つけるタバコが大嫌い”
深夜0時、身体を重ねながらもあたしのものではないあなたが愛しくて、同じくらいにもどかしくてどうする事も出来なくて泣いているあたし。
事が終われば、そんなあたしに気付かないふりをしてタバコを吸う君。
そんなあなたが大嫌いなはずのに、、、。どうしようもなくクズなのに。。それでもきっと会うことはやめられないのでしょう。
”濡れたままのバスタオル
浴室に掛けた8時
散らかった部屋には一人
またカラダ許してしまったな”
昨夜の余韻というか虚無感に襲われている午前8時のあたし。
一緒に使ったバスタオルも、あなたが帰った後の部屋も、あなたの面影を部屋に残しながらも、また同じことをくりかえしてしまったと虚無感にかられるあたしが表現されています。
きっと濡れたままのバスタオルも、散らかった部屋も本当はわざとそうしてるんだろうなと個人的に感じます。わたしならそうしてる。笑
”あなたがいなくなっても
あたしは平気そうです
連絡はたまにするね
意地悪くらいさせてよね”
前半はきっとあたしの強がりですね。
あなたがいなくても全然大丈夫だけどたまには連絡するから。これってけっこうわがままというか矛盾してますよね。まあすごく分かるけど。
ここの意地悪っていうのは、連絡する側=主導権はあたしが握ってるから、会うタイミングはあくまであたしが決めるよ。それくらいいいでしょ?ってことなんじゃないかなと思います。
”嘘くらいせめてちゃんと
次は上手につかなきゃね”
これはあなたにもあたし自身にも言っているんじゃないかと思うんです。
わたしと付き合えないこと、本命のあの子がいること、好きだよって言ったあの言葉、聞く人によって違うかもしれないけど、あなたがあたしに隠してることはあたしには実はお見通しでそれをわかっていて関係を続けてるんだから、もし次があるのならそれは隠し通してよねってことだと思います。
あたしに対してはさっきの歌詞ですね。君がいなくなっても平気なわけがないって彼にだってきっとばれてるし、ましてや自分が主導権を握るなんて無理だってことも自分でもわかってるはずなのに、もっとましな嘘をつこうよっていう風に語りかけてるような気もします。
”あたしの前だけで弱さを見せて
無邪気な顔で呼んでみて
あなたの瞳 独占させて
誰も見ないで欲しかっただけ”
あたしの本心ですね。
弱さを見せるのも、無邪気な顔で名前を呼ぶのも、貴方を独占できるのもきっと特別なあの子であたしじゃない。
でも本当はあたしにそうして欲しいの。他の誰でもなくあたしだけにして欲しかった。ただそれだけなのに、というあたしの女心全開のパートです。
、、、切ない。
”死んで”
これは、歌詞を見ないとなかなか気づけない描写ですよね(笑)
シンデレラボーイという歌詞を言いかけてるようにも聞こえますが、実際の歌詞は「死んで」。さっき女心全開といったものの本心解放しすぎな気も、、言葉遊びがうまいなと思いながらもちょっと怖いですね(^_^;)
”シンデレラボーイ 0時を回って
腕の中であたしを泣かせないで
気付かないふりをしてそのまま
つけるタバコが大嫌い
好きって言わんでよ 愛してもないのに
瞳の奥、あたしを捕まえて
気付かないふりをしてそのまま
騙されてあげてたいの”
1番のサビの繰り返しが前半に入ってラストサビの後半に続きます。
好きな子は他にいるのに、あたしのこと愛してもないのに軽々しく好きだというあなた。そんなところが嫌いなあたしだけど、それでも健気なあたしはあなたの瞳を独占できないのなら、せめて君があたしの瞳を捕まえ続けてと願います。
そうすれば、君のダメな所に気づかないふりをして騙されてあげる。というダメダメループが完成されて曲はフィニッシュを迎えます。
いかがでしたでしょうか。
まあいわゆるセフレの歌なんだろうなあと思いながらも、何と言えない切なさともどかしさの感じる歌詞とメロディーにヴォーカルの石原さんの声も相まってとってもエモい一曲でした。
そもそもセフレっていう関係自体が脆すぎて切ないよなあ、、、と思うあたしでした('’)/