伝え方って難しい
みなさまこんにちは、迷子です。
私はこれまで……かれこれ20年くらい販売や飲食、いわゆる接客業と呼ばれる職種でしか務めたことがないのですが、最近つくづく思うんですよね。
伝え方って難しい。
私生活でも、仕事中でも、生きている限りは誰かしらと接触があるわけじゃないですか。
私たち人間は集団生活をおくる生き物ですから。
生きるのに必要な糧を得るためであったり
心を寄せるかけがえのない人に思いを届けるためであったり
そんな他者との接触……接触だとなんだか寂しい響きなので、触れ合いにしましょ。
そんな他者との触れ合いを深めるために言葉がある。
伝え方が難しいと感じる私には、きっとこの言葉のレパートリーが少ないんです。
よく語彙力がないって耳にするやつですね。
適切に言葉を使えないから、知ってる言葉を繋ぎ合わせて私なりに伝えようとするんですけどね、難しい。
あ、ひとつだけ誰かと触れ合う時にしない、と決めている事があります。
どんなに小さくても、それが相手を思いやってのことでも、優しさでも、嘘はつかない。
子どもの頃にね、母に嘘をついたんです。
事実を告げたら母に嫌われると言われて。
裏切ったら代わりに妹に同じことをすると言われて。
今でもその時の嘘が胸を締め付けるんですよね。
まぁ言い訳はいくらでも挙げられますが、結局は自分の為についた嘘ですからね。
それからどんな嘘でも、嘘をつくのが怖くなっちゃいました。嘘をつかれるのが、怖くなっちゃいました。
自業自得、因果応報。
よく言われるんです。
『何が言いたいかわからない』
『回りくどい』
『お前と話してると疲れる』
あれですね、私喋らない方が世界は平和に回るんですきっと。
そうは思っても、私も生きている人間なのでそれは寂しい。
端的に纏めてただ事務的にやり取りすれば良い……のかもしれませんが、触れ合いたいんです。
言葉を広げて散らかして、同じ時を共有するその人とその人の世界を感じてみたいんです。
ただ、私はお片付けが得意じゃないので、散らかした言葉があちこちに転がって結果何を話していたか迷子になっちゃうんですよねぇ。
そりゃあ疲れるって言われちゃいますね。
ここまで書き進めて読み返してみましたが、話の切り替わりがヘアピンカーブのようで収拾がついていない。
うん、目を通してくださる方には申し訳ないですが手直しできる技術もないのでこれはこれで原文まま残しましょう。
それでもこうやって文字を書き連ねることで、自分をまたひとつ見つけてあげられました。
『私は言葉の触れ合いが好きです。でも、片付けが苦手なので話が四方八方に遊び回って大変かもしれません』
自己紹介の機会があれば、このように伝えたいと思います。
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