ボブの切り方、大切な事はこちらで伝えます
今日は、「ボブの切り方、大切な事はこちらで伝えます」 というテーマでお話ししていきます。
今回のテーマは『ミニボブ』
襟足をギリギリまで詰めて、コンパクトで、切りっ放しのスタイル。
外ハネにも、内巻きにするのではなく、ストンと、まっすぐなボブの形。
今回の動画も、かなり、簡単に説明しています。
僕は、ボブを切るときは、「コームのテンション」と「指で挟む」を分けて切る様にしています。
#切り方は人それぞれ
カットの時に意識しているのは、常に左手なんですね。
(右利きですので)
左手で髪を持つ加減が、カットの雰囲気を左右します。
特にボブ。
ライン系のスタイルは、左手の加減で、ラインが決まる。
挟んだ髪のテンション。頭は左右にクセもあり、生え方も違う。
それを、左手の指加減で操作しながら、左右均等に切るのは、
かなり熟練のテクニックです。
そんな難しいことはせずに、コームの均等に開いている櫛の隙間に髪を絡ませて、梳かせば、同じ様なテンションで、自然に落ちる場所に髪を導いてくれます。
そしたら、あとは、右手のハサミできるだけ。
一気に、簡単になります。
なので、道具は大事なんですね。
ただ、1点ほど、指で持って切った方がいい場合があります。
それは、しっかりとブローで伸ばす場合
この場合は、生えグセの方向を正して、髪はまっすぐに全て均一に伸ばすので、少し指でテンションかけて切った方が、ラインが綺麗に揃います。
お客様が自身でブローやアイロンをする場合ですね。
普段、ハンドブローをする方は、自分のクセを整えながら、乾かす事はそうそうできないので、バアーっと乾かした時に、うまくラインがビシッと出ればいいんですね。
という事は、髪にテンションがかかっていないので、自然に乾かして、とかした時の状態が櫛を入れて切った時の状態になります。
ボブ一つ、同じ工程の切り方でも、考え方ひとつで、そのお客様に合ったデザインの落とし込みができるので、色々とやり方を変えてみるのもいいと思います。
今日も頑張りましょう!