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リーダーは決める事、正解はない
美容室では、プレイヤーオーナーが多い。
経営をしながら、サロンワークをし、お店のルールを作り、雰囲気も作る。
中々に忙しい。
要は、ワンマンオーナー気質になりやすい経営体制。
そこから起きる問題は、ジェネレーションギャップや立場による、意思のずれによって、モチベーションの低下や離職などなど。
圧倒的なカリスマ性があったとしても、人にはそれぞれ自分の人生の目標や夢があるから、その人について行くだけでは、それができない環境では、いつか人が離れて行く。
そんなものでしょうか。
さてどうしたものか?
astarの中での僕の経営方針は、
【みんながやれることは、やらない】
を念頭に置いています。
自分はみんなより経験値が多い分、できることが多い。
だから、全部できちゃいます。
美容師だから、自己表現もしたい。
だけどやらない。
みんなもやれることは、僕はやらない。
それが、チームに置いての自分の立場です。
「撮影」も、「発信」も、「ルール決め」も任せています。
ただ、野放しにしているわけではありません。
最終的な決定権は自分が持ちます。
それは、「そうした」という、責任を自分が持つためです。
例えば、現場での「撮影」や「発信」、「ルールぎめ」などは、若いスタッフの方が、それに費やす時間が今は多くて、感度が高い。
そのスキルが高いということは、そこを任せた方がいいものができるはずなのに、
オーナー美容師はそれを自分がやってしまいがち。
時に起きる、ガラパゴス撮影です。
自己満足な世界が、お客様に届くだけでなく、サロンに充満してしまうことで、若い才能や感度の芽を枯らせてしまう。
astarでは、サロンのビジュアルや発信は若い才能に任せています。
サロンHPや、何十万とかけているホットペッパーのビジュアルのトップページも作ってもらいます。
作る作品に関しては、僕はほとんど何も言いません。
作るセンスは本人たちの方が、高いから。
自分が勝るものは、作ったことがある経験と、それに費やした時間。
だから、それが、誰のためになって、誰に向けてどのように届けて、見てもらうか?を伝えて行くことが今の役目です。
10月の26はサロンスタッフ全員でロケ撮影に出かけます。
自分は基本、作品にはほとんど関与しません。
だけど、この作品によって、与える影響を作れるか作れないかの責任は自分にあるので、スタッフが作品作り楽しめて、たくさんの人に見てもらって、届けて、それでastarに髪切りに行きたいって思ってもらうように、頑張ります。
ロケが待ち遠しい!