CMC_Meetup MAX!
14時から始まった #CMC_MAX 、懇親会の途中にご飯食べに行った以外は駆け抜けました。 #ひまスナ はメインセッションだけで、ブレイクアウトセッションを体験できなかったので、ご飯すらもったいなかったと思うくらいな感じ。
#CMC_Meetup 初の全国カンファレンス。
文字通り北は北海道から南は沖縄まで(海外はさすがにいなかったかな?)登壇者も参加者も同じ時間と画面とツイートを共有して、物理的な距離があってもメンタルでは同じ空間にいるような感覚になったような気がしました。そんな話もオープニングトークで出てましたね。
【オープニングトーク】企業とコミュニティ。これまでの10年、これからの10年
小島さんとソラコム玉川さんによる共にAWS時代にJAWS-UGの立ち上げ期のコミュニティの成長を体感した話と、ソラコムローンチから2週間でユーザーイベントを立ち上げ、最初からコミュニティからのフィードバックありきで、モノづくりしてきた話。
「IoT通信プラットフォームを作る上でユーザーが嬉しいものじゃないといけない。」アジャイルにモノづくりをする上で、ユーザーからのフィードバックは欠かせないのだけれど、ユーザーが参加するコミュニティからのフィードバックがダイレクトに開発者に届く。寧ろ開発者もコミュニティに参加する流れが会社立ち上げ時点からできていて、それを社長から率先しているなんて貴重なコミュニティマーケティングネイティブ企業!
お二人のトークは熱いメッセージが尽きなかったのだけれど、いろいろ絡んでいって、この場に集った人たちと何か始められたらいいなと思った。
ジェフ・ベゾスも10年で何が変わらないかよりも、10年変わらないものの方が大事と言っていて、好きなものを追い求める人たちとその繋がり、同好の士がいる流れは変わらないので、コミュニティマーケの価値はまだまだ人が繋がりたい人たちがいるので薄まらない。
10年前ツイッターが始まった頃で、尖った人が集まっていて、何かをやろうと言うと手を挙げる人が多かった。今、この場に集まっている人たちも10年変わらないものを持ち続けられる人で、何かを始められる人たち。
【パネル①】カスタマーサクセスとコミュニティの不可避な関係
岡田さん ( @OkadaNatsuko )をモデレーターに、オートメーション・エニウェア・ジャパンの長橋さん ( @akiko_n )と、sansan内藤さん ( @mnaito_33 )によるカスタマーサクセスとコミュニティの関わり方についてのトーク。
直接ユーザーが使いこなせるように企業が導くよりも、コミュニティを通じて、ユーザー同士が体験を共有し続けることの方が、カスタマーサクセスに繋がっていくというのは、自走できるユーザーを育むことにも繋がるし、あるべき流れだなあと思った。
使う前から使った後の状態までイメージがコミュニティーを通じて他のお客さんから伝えることができて、すべてのカスタマーサクセス推進に効く。サクセスユーザーからアプローチしておくと、ファーストピンになって欲しい人が見つかる。
【パネル②】オンライン時代の1stピン像
#幹事力 辻さん ( @G2_kanji ) をモデレーターに、JBUG(Japan Backlog User Group)の西馬さん ( @beppu01 )と、freee"マジカチ"の東京リーダーの矢野さん ( @yano_cchi )による声を張って話す男子校トーク。
モデレーターの辻さんをはじめ、西馬さん、矢野さんからも名言がたくさん飛び出すセッション。
コミュニティで何を目指すのか。
ファーストピン、運営メンバーで自然発生的に醸成されていく。
"早く行くなら一人で行け、遠くへ行くなら組織で行け"を踏まえて、
"早く遠くへ行くならコミュニティで行け!"
目配り、気配り、心配り
能力、意欲、方向性
終始、お二人も辻さんの #幹事力 高い合いの手とファシリテートに引っ張られて、これぞ、オンラインでこそ #幹事力 は大事だなと感じさせられました。
最後の辻さんのまとめもまさにテレビのコメンテーターの如く秀逸でした。
オンライン時代の1stピンはオフライン時代の1stピンと変わらない。我々は好きでやってる。更にオンライン環境では空間を超えて参加できる!
【パネル③】地方コミュニティ、個人コミュニティのオンラインでの可能性を探る
Chatwork藤井さん ( @cw_kanae ) をモデレーターに、焼き餃子協会 小野寺さん ( @ch1cala )、Re:Build鈴木さん ( @kanbo0605 )のトーク。
小野寺さんの焼き餃子愛とエアー肉汁溢れるセッションは、終始焼き餃子食べたくなるサブリミナルも溢れていて、好きなことを極めるコトで、個人おブランディングも確立できて、コミュニティも作れるという不可逆な流れ。
自分のやりたいことを1万時間積み重ねる。
ひたすら「俺は変態です!」をアウトプット。
消費者に美味しい食べ方を生産者の思いを伝える。
鈴木さんは、沖縄に移住して、沖縄の人たちとのコミュニティや、沖縄でカンファレンスを開くことで、沖縄に来たい人たちを集めることができたけど、オンラインでのカンファレンスを開くにあたり、オンライン上で地方をどう表現するかを考えた結果、参加者には沖縄の名産品を送った。
お二人とも企業としてのコミュニティ活動ではなく、個人としての好きなことと人を繋げるための活動をやっていて、ぼくが目指したいのと近いのかなあと思った。
【クロージングトーク】これからのコミュニティマーケティング、グローバルでの展望
CMX Connect TOKYO 小野さんと小島さんによるグローバルでのコミュニティ事情についてのトーク。
アメリカでは元々国土も広いのでオンラインが前提で、ローカル同士のみオフラインのイベントが多かった。コロナ禍でオンラインへの移行はそれほど抵抗はなく、CMX Global Connectでも使われていた hopin や、冒頭にクイズに一緒に参加するコトで仲良くなれる #幹事力 をテクノロジーで解決できる Toastyなど、オンラインイベント開催のためのプラットフォームも乱立してきた。
Zoomのブレイクアウトにファシリテーターを立てたり、日本は運営でなんとかしようとしするが、テクノロジーで解決できれば、オンラインの方がうまくいくこともある。
ぼくもCMX Global Connectを基調講演と、次のセッションを参加。
オンライン前提になっての悩みは、グローバルでも共通なんだと話を聴きながら何度もうなづけたのでした。
先月のTech-on初のオンライン開催は、Zoomで登壇者と運営者だけカメラオンにしたけど、参加者も自由にカメラをオンにして開催するのもいいかもって思ったのは、今日の気づきの一つ。
懇親会とひまスナ
オンラインでも繋がる仕掛けづくりのひとつとして、 #CMC_MAXでは 、セッション毎のZoom部屋と、 #CLS高知 でのリアルスナックが好評だった #ひまスナ のオンライン版が開催。各部屋に登壇者、モデレーター、ママがいて、参加者との話し相手になってくれるスタンスは、繋がる仕掛けづくりとしては完璧。
やっぱり、 #幹事力 のある人がコミュニティにいることは、オフラインでもオンラインでもとても貴重で、自分たちのコミュニティで見つからなくても、コミュニティ同士がコラボしたりして、そんな仲間づくりを続けて、コミュニティを盛り上げ続けていく方が今は大事なんだろうなと思った。
参加した皆さんお疲れ様でした!
またどこかで繋がって、一緒にコミュニティを盛り上げていけますように!