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仲間になる。CLS高知というコミュニティ。(前編)

『コミュニティリーダーズサミット in 高知 2020戻り鰹編』が1年ぶりに現地にて開催。今年の初鰹編はオンライン参加のみで、戻り鰹編は現地参加とオンライン参加のハイブリッド。CLS高知初鰹編でも、その他のコミュニティイベントでも、オンラインでは新たな出会いが生まれにくくて、これまで出会った人たちとの繋がりを保つための場になっていた。オフラインでは、新たな繋がりを生み、これまで出会った人たちとの繋がりを深めることができる。まだ安心とまでは言えないけれど、Go Toトラベルの地方への移動の機運の高まりと、仕事と家族の予定のパズルがなんとかなりそうなタイミングだったので、行けると信じて家族に相談したら、渋々OKもらいました。

土佐山満喫コース

まずは本編の前に参加した土佐山満喫コースから。

高知駅バスターミナルについたけれど

3回目にして、Go Toトラベルでの割引もあって、ようやく泊まれたドーミーイン高知を出て、高知駅バスターミナルへ。
それなりに土地勘もあったけれど、思っていたより徒歩時間に余裕なく、集合時間の5分前にギリギリ到着。でもみんなの姿は見えず。ターミナルをグルグルすれどもそれらしきバスは無し。出発時間の9時になったところで、集合場所の案内を見落としてるかもと不安になり、小島さんに電話したら、ちょうど探しに来た武市さんを見つけて無事合流。バスターミナルよりも高知駅側に集合していて、高知駅改札前の通路からバスターミナルに向かうと難なく見つけられたと思うけれど、昨年はコンフォートホテルが定宿で、改札よりも東側の高架下を抜けるルートを知ってたので、直接バスターミナルに向かったのが裏目になってしまった。

そうか、ツイート見てれば良かったのか。。。(今気づいた)

貸切観光バスで土佐山へ

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大型の観光バスで土佐山へ。
途中、バスを降りて鏡川の源流を眺める。
雨がポツポツと降っていて、川の岩場が滑りやすかったけれど、水を触ってみたかったので、手を伸ばせる場所まで降りてみる。どこまでも透き通ってじんわり冷たかった。
小型のバスに乗り換えて、さらに険しく狭い道を進む。途中で切り返して来た道を戻るのかと思ったら、電車のスイッチバックのように急なV字の細道へと進むためだった。

薪割りとコーヒー豆焙煎

会場の土佐山夢産地パーク交流館「かわせみ」に到着。
雨は止みそうになかったのだけれど、ブルーシートがタープのように張ってあって、外で予定通り薪割りと珈琲豆の焙煎ができそう。
3人ずつグループに分かれて、まずは七輪の火起こしから。

七輪の火起こし

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高知の土佐木炭の西岡流着火法で火起こし。
土佐山アカデミー吉富さんに教わったやり方と自分たちでやってみたことをメモ。
・新聞紙3枚を重ねて1面の半分に折って、折った方を細く(2〜3cmくらい)切り取る。
・1枚ずつ4回折って、雑巾のようにねじる(6枚全部。あまりギュッとしない)。
・七輪に井形(ハッシュドダグ!笑)に交互に並べて、真ん中に空気の通り道を作る。
・木炭を七輪上部の側面と井形の新聞紙に沿うように並べる。
・最初に切り取った新聞紙のひらひらしてる方(折り目のない方)の先端から5cmくらいのところをねじり、先端に火をつけて七輪の真ん中の空洞から下の方に火を付ける(七輪下部の空気穴は風上に向ける)。
・あとは放っておくだけ(新聞紙が燃えて、徐々に炭に火がつき始めて、炭が燃えるのが遅ければうちわで空気穴や上からあおぐ)。

薪割り

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薪割りはFISKARSの斧で。
FISKARSの高枝切りバサミ持ってるけど斧もスタイリッシュ。
思ってたよりも刃の部分が小さくて、これで薪が割れるのかと思ったら、根気よく当て続けることと、正しい角度で力が入ると割れた(ぼくはそこまで行けなかったけど)。林さんが才能開花させてました!ぼくも割れるように次回までに薪割りスクワット!

薪の割り方メモ。
・薪を薪割り台の奥の方に置く(手前に斧を振り下ろしても薪割り台で止まるように)。
・股は大きめに開く(斧を振り下ろした時に薪割り台で止まらなくても足に当たらないように)。
・斧を薪の上から下へ振り下ろした時が水平になるように振り下ろす。
・斧を振り下ろすのに合わせて、スクワットのように膝を曲げて腰を落とす。

映像で見ると、ぼくと林さんのフォームと体幹の違いが顕著に。。。

珈琲豆焙煎

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出張珈琲屋をやっていた頃にも、結局焙煎まではやらなかったので、念願の焙煎体験。
・生豆(200〜250g)を手網に入れて七輪に近づけ、細かく回しながら焼いていく。
・生豆の水分が抜けて、焼き色が付き始めて薄皮が剥がれ始めたら豆がパチパチと爆ぜ始める(1回目)。
・だんだんと焼き色が付き始めて、2回目の爆ぜが始まったら、明るいところで焼き色を確かめながら、好みの焼き加減まで焼いていく。
・好みの焼き加減まで来たら、豆を網から出して、団扇であおぎながら、手で触って熱くないくらいまで冷やす(冷やさないと焙煎が更に進んでいく)。

ペーパードリップ

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最後に手挽きミルで豆を挽いて、七輪でお湯を沸かしてペーパードリップ。
ミルの挽き具合の荒さをダイヤルで調節しながら挽いて、ドリッパーはクレバーコーヒードリッパー 。浸漬法なので、注ぎ方はあまり気にせず淹れられるのだけれど、焼き立ての豆の荒さを抑えるために透過法ですっきりとした後味が出したかったので、あえてサーバーの上に置いてドリップ。最初に全体に行き渡るくらいにお湯を注いで蒸らしたら、あとは真ん中にゆっくり細く注いでいく。思っていたよりもまろやかで酸味とコクのバランスがいいコーヒーが淹れられて初めての焙煎にしてはまずまずだったな。

チームが機能するとはどういうことか

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薪割りから火起こし、珈琲焙煎、ドリップまでチームで行うこと。
『チームが機能するとはどういうことか』の著者・エイミー C. エドモンドソン氏の「チーミング」の定義と照らし合わせて、今回のチームでの行動について考えてみる。

チーミングとは、複雑で不確実性の高い状況でもっとうまい仕事のやり方を考え出しながら、協働して課題を片づける方法である。

VUCAやCynefinフレームワークでも分類される不確実性や複雑さに対しては、アジャイルアプローチが有効であることは、『More Effective Agile 〜 “ソフトウェアリーダー”になるための28の道標』にも書かれていて、小さく短いサイクルで試してみるということが書かれている。

チーミングもアジャイルアプローチも共通点は多くて、スクラムの中でもチーミングについて取り上げられることが多い。今回は最初に吉富さんからやり方を教わって、そのやり方をなぞる要素が大きかったけれど、ひとつひとつの作業は複雑で、結果は不確実なものだし、並行で進める工程がいくつもあったりして、全体の工程とお互いの作業のフォローすべきところはメンバーそれぞれが自主的に判断して進めていった。

コミュニティの運営においても、運営メンバーのチームにも、イベント当日に参加者同士もチームを組んで、チーミングのワークショップを取り入れることで、コラボレーションが生まれ、得られる学びも深くなる。心理的安全性を確保し、自主性を促すためにできること。オフラインの方がチーミングの実践のハードルも下がるのはその通りだと思うけれど、オンラインでもチャレンジできることはまだまだありそうだと思った。

この日の一連の作業は、企業の研修でも取り入れたりしていて、失敗したメンバーにダメ出ししている上司に対して、ではあなたがやってみてください。と促したりするそう。その結果、上司がメンバーと協働しながら、課題を片付けることができれば、普段の仕事においても心理的安全性のための環境づくりにも繋がって、チームも仲間になれる気がした。

前夜祭、懇親会で話すのが仲間になるのにいちばんの近道ってのは、今回の考察の意味が薄まっちゃうので内緒。笑

書ききれなかったので。本編は次のnoteに続きます。たぶん。


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