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QA 【求人】

どうも。くらしのマーケットの会社でCTOをやっている戸澤です。突然ですが、QAはなぜ必要なのでしょうか?プロダクトのリリースの初期など機能が少ないうちは、PMやWebディレクターでテストをする会社も多いです。しかし、プロダクトの機能が増え、PMやWebディレクターだけで細かい仕様を把握できなくなると、テストの見落としによりリリース後のバグが起きやすくなります。さらに利用者が増えていくと使われるデバイスの種類もそれに従って増えます。そうなってくるとPMやWebディレクターだけでのテストは限界を迎えます。バグには特定のデバイスのみで起きるものもあります。その特定のデバイスの利用率は少なかったとしても、全体の利用者数が多ければ、実際に特定のデバイスで起きるバグの影響を受けるユーザー数はそれなりにいる状況になります。この2点からQAが機能単位、デバイス単位で深いテストをする意味がより重要になってきます。

QAは担当する機能の仕様をPMやエンジニアよりも理解している必要があります。一般的にQAの仕事はテストをしてバグを見つけること、不具合がないことを証明する仕事をイメージすると思いますが、できるだけ前の段階でバグを防ぐことも重要な仕事の1つです。仕様を一番理解している立場として、開発スタート前のPMとエンジニアでの仕様検討の場や設計の場で、その実装をすると他の機能にどのような影響が考えられるかをレビューを行い、バグを未然に防ぐこと、開発のやり直しを防ぐこともQAの仕事です。

QAはプロダクト品質の最後の番人です。バグを含んだままリリースしてしまうことを防ぐためにテストをしますが、だからといって何でもかんでもテストをすると時間やお金がかかりすぎて、一向にリリースできません。何をテストして、何をテストしないかの線引きも重要な業務上の判断です。QAエンジニアの何百件というテストケースの作成や、QAテスターのテスト実施は集中力が求められ、実際ところ、未経験の方はそれにうんざりして辞めてしまうこともあります。今回はQAの経験者を募集中であり、皆さんは実績を積まれている方ですのでその集中力、判断力をぜひ当社でも活かしてほしいと思います。


チームの紹介

テクノロジー本部にはエンジニアリングチームとプロダクトチームがあります。エンジニアリングチームの中にエンジニアとQAが所属しています。現在、QAは本社が5名、ベトナム法人が2名の体制です。7名のうち1名はテストケースを考えるQAエンジニア、残り6名がテスターです。テスターの中にはQAエンジニアを目指す人もいて、その方はテストケース作成の修行中です。

募集の背景

QAエンジニア

現状では、QAエンジニアは1名体制です。そのためキャンペーンなどの大規模なテストが必要なテストケースの作成に着手すると1ヶ月近く他の機能のテストケースの作成ができなくなります。このテストケース作成を複数名にすることで他の機能のテストが止まらないようにしたいと考えています。また、くらしのマーケットは一人で把握できる仕様の量を超えています。どのようにQAエンジニア間で担当を分けるべきなのかは現在検討中ですが、機能単位やカテゴリ単位..などQAエンジニア毎に専門分野をつくり、仕様を深く正確に把握しつづけられる体制にしたいです。
また、先に挙げたように開発前にPMやエンジニアで検討した実装内容についてそれがどう影響するかや注意点をレビューすることもQAエンジニアの仕事です。複数名体制ではこれが手厚くできるようになり、バグを未然に防ぐことや開発の手戻り、また予定していた開発内容と実際のズレを少なくする効果が期待できます。

テスター

プロダクト開発では様々な機能の開発を並列で進めています。実装が完了すると、テストに移りますがこのタイミングでテスト実施が複数重なることがあります。このテスト実施で渋滞が起きないようにするために、テスターの数を増やしたいです。また、テスターも仕様を理解していないとテストが難しいです。その点でも少ないテスターの人数で薄く浅く仕様を理解するのではなく、より多くの人数で仕様を深く狭く一人ひとりが理解しテストできる状態にしたいと考えています。

あ、すみません。私がCTOの戸澤です!顔出しが遅れました!(?)

仕事の大義

どんなに素晴らしいPMの企画、エンジニアの実装でもリリースしてバグがあったら意味がありません。プロダクトの利用者が使えなかったことだけにとどまらず、コンサルタントが築いた出店者との関係性や、出店者がお客様に提供している最高のサービスなどの良い体験が逆の体験になってしまいます。すべておじゃんです。QAは「ちゃんとバケツの穴は塞がっていますよ、安心して使えますよ、これを世に送り出していいですよ」と証明する仕事であるとも言えます。

得られるスキル・経験

QAエンジニア

くらしのマーケットは仕様の幅が広く、例えばカテゴリの数、決済手段の数、アプリもあればウェブもある、一般のユーザーが使う機能もあれば出店者が使う機能、更には社内向けの管理画面と、多岐にわたります。このような背景から、大規模なテストケース作成の経験が可能です。多いと2000〜3000件のテストケースをつくる経験ができるのではないでしょうか。前述のとおり、仕様が広いので様々な機能のテストケース作成に関わることになるため、仕事にループ感が生まれて飽きるといったことはないはずです。また先にも書いたように、PMやエンジニアと開発スタート前に関わりを持ってバグを防ぐ提案もできます。テストの自動化にも挑戦できますし、実力を示していけばQAチームのリーダーになる道も開かれています。

テスター

QAエンジニアの方でも記載しましたが、くらしのマーケットの仕様の幅は広いためテスターもそのような大規模なテスト実施に関わることができます。利用者数も多いため、テストするデバイス数も多くなります。その点からテストをしていても飽きることも起きづらいのかなと思います。また、テストではバグかそうでないかという白黒の判断だけではなく、例えば、動作がモッサリしている..、ボタンが押しづらい..などといったバグではないがユーザー体験が悪いところの発見もしてもらいます。PMやエンジニアは仕様が決まったあとはつくることに集中し、かつ、開発中にその機能は見慣れてしまうため、ユーザー体験の違和感に気がつかないことが往々にしてあります。テスターには新鮮な視点でそういった違和感に気がついて欲しいです。
また、テスターからQAエンジニアになるという道も開かれ、現在も1名がQAエンジニアを目指しています。

活躍しているメンバーの紹介

テスターの谷本です。入社して1年が経ちました。今まで、化粧品販売、婚活パーティーの司会、USJクルーなど楽しそうだなと思った仕事を色々やってきていたのですが、前職で簡単にですがアプリの動作確認をさせていただく機会があり、バグやより良くなりそうな箇所を報告し改善されていくのが楽しく、もっと本格的にやってみたいなと思うようになりました。そんな時に、当社がテスターを募集していて、業務内容が楽しそうだったことと、犬を3匹飼っているので在宅でできるというのも魅力的だったため入社しました。

具体的な業務内容

主に3つの業務に取り組んでいます。

・テストケースに沿ってテストを行う
・バグを発見してissue起票
・使いにくい/分かりにくい箇所があればフィードバックを行う


【10:30〜出勤】
●Slackで毎日「QAスレッド」が立つので、現在自分が持っているタスクを箇条書きします。テスト以外のやりとりは基本的に「QAスレッド」の中で行い、テストのやりとりはテストごとにテストスレッドを立ち上げて行っています
●前日から出勤までの間にあった連絡を確認し、返信するエンジニアさんがバグなどを解消してくださった場合は再テストを行ったりします
●ベトナムのテスターのタスク確認と質問への回答を行います。タスクと質問はGoogleスプレッドシートに記載してもらいます
●日本のテスターの前日の動きを簡単に確認します

【11:00〜ミーティング】
●毎日決まった時間にオンライン(Google Meet)でミーティングがあります。参加者はQAエンジニア2名と私の3名です。当日と今後のテスト設計とテストの進め方や、前日までの動きを簡単に共有します。何か困っていることや報告があれば話し合いも行います
●月曜日と金曜日は11:30〜ミーティングがあります
月曜日:日本のQAメンバー全員でKPTミーティング
金曜日:ベトナムのQAエンジニアと私の2名

【12:00〜集中タイム①】
●テストケースに沿ってテストを行い、バグや使いにくい/分かりにくい箇所がないか確認し、必要に応じてエンジニアさんとテスト設計者さんに連絡をします
●同じテストに入るテスターがいる場合は、slackのテストスレッドで連携して進めていきますが、slackでは伝わりにくい内容(画面共有しながら話をしたいなど)や口頭で話した方が早そうな場合はGoogle Meetで話しています

【14:00〜15:00 昼休憩】
●休憩は各自好きなタイミングでとっています

【15:00〜19:30集中タイム②】
●集中タイム①の続きや、発見したバグについてissue起票をしています。テスト実施件数の目標が決まっているので目標に向けてテストを行っています。また、テストケースに沿ってテストを行いながら怪しそうなところの確認を行い、バグを発見できるようにしています
●テスト実施とバグの発見をテスターの中で1番多くできるようにしています。バグの発見については、誰かがバグを発見した時に、そのバグを自分が発見できなかったことを悔しく思ってしまうので、そのバグの内容(どこでどんな内容で発生したのか)を確認し、次回からのバグの発見に活かすようにしています

仕事を進めていく上で困難な点

slackで連絡があった場合に即リアクションをしたり返信を行うのが、今までの会社とは違ったため、慣れるまで難しかったです。でもそれ以外は特に難しいと感じることはありません。
目標が数値化されているため数字を意識しながら日々テストに取り組むことができるのでやる気が出て楽しいです。自分の出した不具合や改善提案が修正〜リリースされるまでの動きが早いので、嬉しくなってより頑張ろうという気持ちになれます。

キミは撫でられるとやる気を出すのかな?

給与について

QAエンジニアは年収500-800万円、テスターは年収400-600万円を想定していますがこれはあくまでも仮であり、基本的には現在の年収と希望年収、経験や能力を加味して、相談しながら決めていくことになります。
QAエンジニア、テスターで例えば、現年収が500万円の場合、ワークサンプルテストや面接にて、経験や能力を確認させていただき、現年収に見合う能力があれば変わらず500万円を提示させていただきます。
逆に現職にてご本人の能力よりも低く評価されている場合は、ご希望の年収に見合った能力があるかどうかを確認して、能力に相当する年収をオファーさせていただきます。

「私が最後の番人である!」(表情がたまたま凛々しいだけ)

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