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イギリスで釣り船体験
もう1ヵ月以上前になってしまいましたが、毎日25度超えが続いた6月。中旬の週末に兼ねてから計画していた海釣りに行った。
とは言っても私は船酔いと日焼けが心配で、直前まで参加を迷っていた。海に出たら6時間、陸には戻らないと聞かされ、ビビりまくっていたのだ。元々釣りに興味があるわけでもなく、不安しかない。それなら行かなければ良いと思うのだが、週末一人で家で過ごす事を考えるとそれもディプレッシング。ギリギリまで迷い、とりあえず現地まで行って釣り船を見て、直感で「無理」と感じたら離脱して7時間、陸地でぶらぶらして過ごそうという事になった。
船が出るのはLittlehamptonという港町。朝早かったので、船に乗る前に朝食を取ろうと早めに町に着く。でも当りをつけていたレストランも、カフェも締まっている。(イギリスは日曜日は11時にならないと大抵の店は開かない)どうしようかと思っていると、船を出してくれるジョンが!
ジョンが空いてい入るカフェを教えてくれた。もう少し歩いて奥まった場所にそのローカルカフェを発見。
陽気なオーナー。
隣のテーブルには漁師のグループ。朝からFワード連発で笑った。
スモール・ブレックファーストでもこのボリューム。
オーナーに船酔いがちょっと心配…と言うと、今日は穏やかだしきっと大丈夫、楽しめるよ!と心強い励ましをいただいた。
お腹いっぱいになって、いざ出陣!(一応船酔いの薬も飲んだ)
いざ、海に出てみるととても気持ちいい。
しかーし。沖に出て船が止まると、振動ではやり船酔い。少し横にならせてもらった。少し寝た後は、見違えたようにすっきりし、その後はずっと大丈夫だった。
横になっている間、漁師のジョンのしゃがれ声が耳に入ってくるのがなぜかとても心地よかった。ジョンはこの仕事を始める前は、某大手チェーン小売り業のマネージャーだったとの事。
始めの場所ではシーブリームを狙う。昨日は沢山釣れたとの事だったが、我がチームは夫と息子が一匹ずつ、計2匹釣れただけだった。
場所を移して次はエイ(Skate)。
ジョンの説明を真剣に聞く。
ここでは沢山釣れた。今まで見た事もないような大きなエイ!
重いのでゆっくりゆっくり引き寄せて……
あへ〜〜………。釣ってしまってごめんねえ。
このサイズでした。
ヒレしか食べられないので船の上で解体作業。残った部位は海へ返す。餌狙いのカモメが追いかけてくる。
室内でこのエグイ作業を見たら、気が遠くなりそうだが、海の上の解放感と爽やかさで、全く気分も悪くならずに大丈夫だった。海すばらし。
戻ると船が出てからジャスト6時間だった。タイムキーピング凄いな、ジョン。
陸に戻ると朝とは打って変わってカフェやアイスクリーム屋さんが開いていて、観光客が沢山。賑やかな海辺のリゾートとなっていた。
少し歩いたところにあるカフェ(さっきのローカルカフェでなく、観光客向けのオサレカフェ)でお茶をし、帰途につきました。
↓釣った魚の一部です。
シーブリームもエイヒレも大きかった。私達に釣られなければ、大海原で幸せに泳いでいたと思うと、少しも無駄にしないでいただかないとと思いますね。
美味しくいただきました。
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