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キラメキは夢を乗せて、虹を超えていく ーhololive1st fes.『ノンストップ・ストーリー』感想ー
去る2020年1月24日、ホロライブ1st.fes『ノンストップ・ストーリー』(以下NSS)が開催された。今回は運良く現地にて参加することができたので、その感想をつらつらと書いていこうと思う。現地ではわりと後ろの方だったのと熱狂しすぎて、写真はほぼ撮ることができなかった(撮れていたものもとてもお出しできるレベルじゃない)。とはいえ、せっかくの晴れ舞台に何もないのはあんまりなのでスクリーンショットで勘弁してほしい。
1、 開幕
会場に入ると、聞き覚えのあるBGMが流れてきた。普段の配信の待機画面で流れているBGMだ。『Dream!』の時もそうだったが、知っているBGMが流れるとやはり落ち着く。ニコニコのコメントでも色々な待機画面の再現がなされていたようで、ホロライブがこの2年でいかに愛され、大きくなったかを実感した。
最初のときのそらちゃんの語りはグッとくるものがあった。BGMが彼女の曲である『ヒロイック・ヒロイン』というのもマッチしていた。1人の女の子が不安を抱えながらもアイドルとして駆け上がっていくことを描いたこの曲は、メンバー1人1人が「ヒロイン」としてステージに立つこの晴れ舞台に相応しい選曲だろう。余談だが、あのチケットのものと語りが微妙に違うことをライブ後に気づいた。
そして23人全員での『Shiny Smily Story』!この曲は必ず出るだろうとは思っていたが、最初から来るとは思っていなかったので驚いた。SSSが夏に発表されてから、ホロライブ全員で歌って踊る姿を待ち望んでいた人も多いのではないだろうか。1番と2番ではステージ上の人数を分けていたが、Ⅽパートから徐々に増えていき、ラスサビは文字通り全員で歌う演出もとても良かった。2年前にそらちゃんと出会って、そしてホロライブの1期生がデビューしてから今日まで、本当に「想像を超えていく世界」を見せてもらっている。紆余曲折あったが、「全員」で輝くステージに立っていることがどれだけ素晴らしく、誇らしいことか!
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SSSだけで大満足だが、ライブはこれからだ。
2、 第1部
トップバッターは夏色まつりちゃんの『ファンサ』だ。「新世代のアイドルライブ」に相応しく、所せましと歌って踊る姿は清楚of清楚なお姫様!
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ハートや「約束―!」のところの振付や「まつりを見て!」の歌詞アレンジ、間奏での感謝の言葉など、まつりちゃんらしさ全開でガチ恋した人も多いのではないだろうか。トップバッターとして、会場を熱気の渦に包んだ。
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2曲目は我らが長、兎田ぺこら!曲は歌枠や3Ⅾお披露目でも歌っていた十八番、『fancy baby doll』!私の最推しはそらちゃん一択だが、実は兎田ファミリアに所属する野うさぎでもある。実は普段は先輩とプロレスしたり、ハイになってイキッたりしている彼女だが、「ああ、やっぱりアイドルなんだなぁ…」と実感した。
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緊張しいで人見知りだと言っていた彼女が、大舞台でアイドルとして輝いている姿を見るだけでなんだか目頭が熱くなった。田村ゆかりさんの名曲を可愛らしく歌い上げる長と、野うさぎたちのコールで会場のボルテージはさらに上がっていった。兎田ぺこらは世界一かわいい、自慢のアイドルだ。
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癒月ちょこ先生の『おじゃま虫』は彼女の持つ「大人っぽさ」と「可愛らしさ」を存分に引き出した選曲と言えるだろう。
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見た目はセクシーだが、「ぱふぱふにゃーにゃー」のコールや「超好き」で可愛らしさを見せ、最後の「大好き」とウインク!いやいや、全然「滅びの歌」じゃないじゃん!ガチ恋勢の気持ちが分かった。
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ロボ子さんの透明感のある澄んだ歌声は、会場の空気をいい意味で変えた。バラード『はなびら』を儚げに、切なそうにしっとりと歌う姿はまさに高性能。
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なんといっても、ウィスパーボイスが素晴らしい。バラードを歌わせたらホロライブ随一なんじゃないだろうか。紫のペンライトの波も華を添えていた。私もじんわりと染み入るような歌に聞き惚れてしまった。熱く盛り上がる曲もいいけど、しっとりと落ち着く曲もいいよね。
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大神ミオちゃんの『夜もすがら君想ふ』では、会場に再びでは鮮やかな緑一色の「ミオファの森」をみることができた。ミオちゃんの爽やかで安定した歌声と、可愛くて元気なパフォーマンスで、会場に再び火が灯った。ミオかわいい。
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ミオちゃんは盛り上げ方が上手い。サビ前の部分はぜひ聞いてほしいところだ。手拍子とペンライトの一体感も「ライブしてる感」があって、とても楽しかった。彼女の夢見る武道館でも、この一面の緑が見られるといいなぁ。
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第1部のトリを飾るのは、湊あくあちゃんの『♡桃色片想い♡』だ。往年(?)の名曲を歌って踊る姿がとてもかわいく、アイドルに相応しいものだった。ちょうど世代なので、めちゃめちゃ盛り上がった。
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あくあちゃんらしさも、もちろん忘れていない。間奏の「あーくあくあ あーくーあ!!」のコールは若干揃っていなかったが、それもまた彼女らしい。ストイックな彼女のことだ、歌も踊りも凄く練習したのだろう。そこにいたのは重度のゲーマーでも陰キャでもない、正真正銘の大天使だった。
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MC
最初のMCはときのそらちゃんとロボ子さん!ライブでは定番のコール&レスポンスやペンライトの色変えの早さ、さらにはまだ見ぬステージ衣装について述べていた。そういえば、ステージ衣装がまだだったことにここで気づいた。2人のゆったりとした雰囲気に癒された。
3、 第2部
第2部の1番手は戌神ころねちゃんの『こちら、幸福安心委員会です。』だ。最初は「とんでもない曲を持ってきたな」と思った(拷問方法の検索履歴の件を思い出してしまった)。しかし、このライブでころねちゃんが輝ける曲だと言われると納得してしまう。色んな意味でころねちゃんらしい曲だ。
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選曲は独特ながらも、「幸福なのは」「義務なんです」のところの一体感など、しっかりとアイドルしていた。最後の「○ーね☆」すらも可愛いとは。幸福なのは義務。
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ころねちゃんの歌で皆○んでしまったが、潤羽るしあちゃんの『『13』』で無事甦ることが出来た。蝶のように踊る姿と、優しいながらもしっかりとした歌声が印象的だった。
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薄緑の美しさもあって、思わず見とれてしまった。るーしーの歌はかなり好きなので、生で聞けて良かった(一番好きなのはルシファアの時の声)。儚くも美しいその歌声に、思わず魂が飛び出てしまった。
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続いては3Ⅾ初お披露目となる星街すいせい、すいちゃんは自身のオリジナル曲である『天球、彗星は夜を跨いで』を引っ提げて登場した。
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配信でも分かっていた事だが、その歌唱力は圧倒的だった。口からCD音源というものを初めて見た。そして、生で聞くとこれほどのものなのかと驚嘆した。ここまでの道のりは決して平坦ではなかったが、ここに立っているのは彼女の努力の結果といっても過言ではないだろう。すいちゃんはカッコ良くて、今日もかわいい。
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赤井はあとちゃんの『私、アイドル宣言』は最高にアイドルしていた。
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物販の時に見た、打首希望の札をぶら下げていたはあとんも大満足だったことだろう。元気いっぱいにステージを駆け回り、手を振ったり…普段は遠い海外にいるはあとちゃんが、日本でライブをしていることがなんだか嬉しかった。紅(ルージュ)の光もまた格別だった。
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猫又おかゆちゃんは自分のなかでは自由人の印象が強い。そんな彼女が選んだのは『惑星ループ』だった。
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アイドルらしさもあり、おかゆちゃんらしいゆったりさもある、独特の雰囲気を醸し出していた。このライブまでおかゆちゃんがアイドルしている姿があまり想像できなかったが、こんな感じなのかー(ある意味予想通り)。「さらばー」で帰っていくのも彼女らしい。後、サビでペンライト振るの楽しい!
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第2部のトリは地獄の人…ではなくアイドル、大空スバルちゃんの『金曜日のおはよう』だ。
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1年前は歌に自信がないと言っていた彼女が、こうして大きなステージで輝いている…。前夜に生みの親であるしぐれうい先生が投稿したイラストも相まって、胸がいっぱいになった。とにかく可愛い!激しめのダンスを踊り、元気に歌うスバルちゃんから元気を貰えた(語彙力不足)。このライブで楽しみにしていた光景を見ることが出来たのだ、最高としか言いようがない。
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MC
第2部のMCは白上フブキちゃん、大神ミオちゃん、夏色まつりちゃん、宝鐘マリン船長!それぞれのコール&レスポンスを披露した。マリン船長は初の3Ⅾお披露目となったが、自己紹介の際の決めポーズは若干…。終始船長が愉快なMCだった(いつも面白いが)。
4、 第3部
第3部最初は23人のなかで唯一、音楽レーベルであるイノナカミュージックに所属しているAZKiちゃんの『without U』。
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数多のライブを超えてきたAZKiちゃんと開拓者たちはやはり貫禄が違った。あくまで素人意見だが、本当の意味で感情を乗せた、聴いた瞬間に魂を揺さぶられるような「表現力」のある歌い方を出来る人というのはそう多くはいないと思う。彼女はそんな歌い方が出来る1人だ。アイドルでもあり、アーティストでもある「Virtual singer」 AZKiの真髄を改めて見ることが出来た。
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百鬼あやめ嬢の『千本桜』はかわ余とかっこ余さの融合だった。
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『千本桜』という和風な選曲も、お嬢にぴったりだった。普段の虚無っていたり、ぽやぽやしているお嬢も大好きだが、歌うとなるとキリっとなるのもお嬢の魅力だ。有名なボカロ曲だけあって、熱いコールも彼女のかっこ余さを引き立てていた…余!
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続く宝鐘マリン船長は『Lost my music』を歌い上げた。ちょっとふ…懐かしさを感じる選曲が彼女らしいだと思った。
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彼女について言うのなら、声量のバケモノォ!といったところか。歌枠で歌が上手いことはすでに知っていたが、ライブとなると伸びが良くてよく通る声がよく映える。踊りは若干ふ…レトロな感じだったが、船長らしくて実にいい。それから思ったよりちっちゃいが、よく動く。とにかく、船長らしさが詰まっていた。3Ⅾ配信がより楽しみになった。ちなみに私は宝鐘の一味(宝鐘海賊団)も兼ねている。
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アキ・ローゼンタール、アキロゼちゃんの『シャ・ル・イース』は神秘的な美しさだった。
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『シャ・ル・イース』は彼女のオリジナル曲であり、民謡風の曲調とダンスで会場を魅了した。透き通る歌声もさることながら、指先まで美しいダンスに圧倒された。ただひたすらに美しかった。
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白銀ノエル団長の『太陽系デスコ』は可愛さと懐かしさを感じた。
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歌が苦手でボイトレに通っていると述べていた団長。「頑張れ!」という気持ちでペンライトを振っていた。初々しさを感じる可愛らしい歌声から、彼女の努力が伝わってきた。合いの手も楽しく、手を振っている団長が可愛かった。後の感想会でそらちゃんの影響で『太陽系デスコ』を選択したと言っていたが、私には新衣装お披露目で頑張って歌っていたそらちゃんの姿と重なって見えた。これからどんな景色を見せてくれるのか、楽しみだ。
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第3部ラストは白上フブキちゃんの『Say!ファンファーレ!』!
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11月に行われたフブキちゃん初のソロイベント『Congratulations!! FUBUKI BIRTHDAY PARTY.2019』の際に発表されたこの曲はアップテンポで非常に好みな曲だ。前日にコール動画があがっていたが、すこん部の皆さんの一体感は圧巻の一言だった。とにかく楽しかった!うーっ、こんこんっ!!
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MC
第3部のMCは「ぺこみこ」こと、長こと兎田ぺこらとさくらみこちゃんのコンビだった。しかし途中で映らなくなるというトラブルが発生。最初はぺこみこのコールだったが、やがて2ヶ月ぶりのYAGOOコールになった。やはり、ぺこみこは「持っている」と思った。
5、 第4部
第4部1番手は紫咲シオンちゃんの『Booo!』。
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普段は子供っぽいイメージのあるシオンちゃんであるが、歌となると大人っぽくなる。小悪魔感のある振付や「そろそろ疲れてきたんじゃないの~?」という煽りも彼女らしい。最後の「おしまい!」でジャンプして消えるのも魔法使いらしさが出ていて良かった。
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3Ⅾ初お披露目組最後となった不知火フレア姉さんの『天ノ弱』では彼女の高音が冴えわたった。
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歌い始める前のお辞儀や、あまり動かずに歌に集中する姿が武人のようでカッコよかった。力強いハイトーンボイスでラスサビの転調も軽々と歌い遂げた。(炎だけど)シビれるくらいにカッコいい、姉さんの高い歌唱力を垣間見ることができた。
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さくらみこちゃんは自身のオリジナル曲である『マイネームイズエリート☆』を披露した。
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ライブ直前に、YouTubeにあげている同曲の動画が10万再生に達したというめでたいことも起きた。やっぱりエリート。私はこの曲を生で聞くのは2回目となるが、やっぱり合いの手が楽しい!動画や18日のそらちゃんとの練習放送を見てコールは完璧に仕上げた……つもりだったが、いくつかミスをした。ライブ受けする曲だと思うので、今後もライブで歌ってくれるといいな(コールのリベンジも兼ねて)。桜色の光も壮観だった。
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1期生最後は夜空メルちゃんの『ヒバナ』!
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メルちゃんはPopな曲を歌っている印象が強かったので、この選曲には驚いた。道理でTwitterでヘドバンを希望していたわけだ。クールなカッコよさのなかに時折可愛らしさを出す歌い方がとても良かった。ヘドバン楽しい!メルちゃんはカッコいい曲もいけるという一面を見ることが出来た。最後の「大好き」は反則級。
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ソロパート最後はホロライブの始祖にして我らが歌姫、ときのそらちゃん!!
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曲は(前日からバレバレだったが)『フレーフレーLOVE』!イベントやライブを経て、さらに磨きがかかった歌声と細かいところまで洗練された振り付けにいつも通り心奪われた。今回のFFLはアイドルとして羽ばたく後輩たちに向けたエールのように思えた。とにかく最高だった。
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MC
MCは百鬼あやめ嬢と大空スバルちゃん、通称「あやスバ」の2人。ペンライトカチカチの話などあやスバらしいMCだった。『マイネームイズエリート☆』に影響されすぎ(笑)。
6、 ユニットパート
ソロパートの次はユニットパート!ここからはアイドル衣装(豊洲衣装)のお披露目だ。某ゲームのSSR演出を模していたのが、なんというかホロライブらしい。最初は0期生が『Dream☆Story』を披露した。
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0期生はソロデビュー組とも言うが、ホロライブX期生の括りに入っていないグループのことである。元イノナカのすいちゃんがAZKiちゃんと並んでいたり、みこちゃんがそらちゃんと並んでいたりと色々最高なのだが、そらともとしてはそらちゃんの曲をチョイスしてくれただけで凄く嬉しかった。「ホロライブだよ!」のアレンジはそらちゃんの案らしく、彼女らしいアレンジだと思った。最高でしょ。
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続く1期生は新曲である『夢見る空へ』を初披露した。
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私は感想を書く上であまり若者言葉は使わないようにしている。しかし今回は言いたい!この曲は非常に「エモい!」
まず何より、アキちゃんがセンターだと言うことに感動した。アキちゃんを、そしてホロライブを応援してきた方々にとっても納得のセンターだろう。彼女のひた向きに頑張ってきた姿には敬意を評したい。
1期生のこれまでとこれからや、憧れの星であるそらちゃんやホロライブの仲間たちを思わせる歌詞も非常にいい。特にⅭメロは聴いていると感慨深くなる。「彼女」もここにいれば…とも思ってしまったが、とにもかくにも1期生らしい曲だと思った。配信早く来ないかなー。
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2期生は『五等分の気持ち』を披露した。
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ホロぐらにてオマージュをしていたが、見事に伏線回収をした。実を言うとアニメの方(というか原作)は知らないのだが、恋心を歌った歌詞とアイドル衣装がマッチしていた。歌詞が2期生を表しているようにも思えた。
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ホロライブゲーマーズは『新宝島』という、ゲーマーズらしい選曲で登場した。
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『新宝島』は言わずもしれた曲であるが、曲名が表示された瞬間に会場中がどよめいた。後の話によると、この曲か『マツケンサンバⅡ』、『めざせポケモンマスター』のどれかになる予定だったらしい。
とにかく再現度が高かった。あのステップも、真顔で踊るところも、エアバンドも全て再現されていた。丁寧丁寧にネタをやるところにゲーマーズらしさが表れていた。コーラスで『Ⅾream!』ぶりに合唱するとは思わなかった。
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3期生は『Connecting』を披露した。
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フレア姉さんとマリン船長のシャウトや、るしあちゃんのハモリは特に良かった。ノエル団長の歌声も伸び伸びとしていて、彼女にとってのホームグラウンドはやはりここなんだなと思った。長ことぺこらちゃんはセンターを務めたが、振付はぺこらちゃん考案なんだそう。3期生の結束力と仲の良さが改めて感じられるステージだった。
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ユニットパートラストはホロライブを支えてきたときのそら、白上フブキ、湊あくあというエース3人組での『気まぐれメルシィ』。
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Vtuber戦国時代といっても過言ではない昨今、ホロライブにおいて常に最前線にいた3人によるスペシャルユニットだ。その歌唱力とパフォーマンスはもはや言うまでもないだろう。そらちゃんの高音とフブキちゃんの伸びの良さ、あくあちゃんの透明感のある歌声という3人の武器が見事なハーモニーを生み出していた。全ユニットの中でも非常にハイクオリティなものを見せてもらった。
劇場版ホロのグラフィティ 穢土転生
会場でホロぐらを見るのは新鮮な気持ちだった。やっぱりカオスだった。
7、 『キラメキライダー☆』と虹
ユニットパートが終わると、1人1人の夢とそらちゃんの語りが入った。1人1人語りたいところであるが、そらともとして、ここではそらちゃんに焦点を当てて述べていく。
そらちゃんの夢は「いつか横浜アリーナでソロライブがしたい」だった。最初から目標としている夢である。2人と1匹で駆けてきた道には、今はたくさんの仲間や友達がいる。違う方の団長から派生して生まれた「とまらねえぞ!」という言葉は今やホロライブ全体の合言葉となっている。それだけで凄く嬉しい事だし、そらちゃんがホロライブの皆とライブしているというだけで感涙にむせび泣く勢いだ。彼女がとまらずにいてくれたから、ここまで大きな輝きになった。本当に感謝しかない。
ラストは2つ目の新曲にして新全体曲である、『キラメキライダー☆』のお披露目。
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歌詞に関しては多くの人がすでに述べているが、SSSの続きのように思えた。
ここで触れたいのはペンライトが生み出した「虹」についてである。
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私は本質的にはそらともだし、隣の人は団長推し、打首兄貴は(恐らく)はあとん、『夢見る空へ』にて指でカッコよくリズムを決めていた2人組も推しは違うだろう。会場にいる我々やニコ生で見ている1人1人の推しは違うが、ペンライトやコメントを通して、想いは1つの虹になっていた。応援している全員と、ホロライブメンバーの想いが1つになった瞬間だと私は思っている。上手く言えないけど。
最初のSSSの時もカラフルなライトが会場を照らしていたが、みんなの夢とそらちゃんの語りを経て、より会場の結束が深まった(と思う)。『Dream!』の時の一面の群青は今なお忘れられないが、この虹もこの先忘れることはないだろう。
もう1つ、エンディングでのイントロverのSSSにおけるコールも印象に残っている。セットリストが流れるなか、自然とコールを入れていた。恐らくその日一番のコールだったのではないだろうか。SpecialThanksがそれぞれのファンネームというのがこれまたニクい。
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8、 再び道が重なる、その日まで
夢に向かってそれぞれの道を歩んでいた23人は集い、『ノンストップ・ストーリー』という1つの道を走ってきた。夢のようなステージが終われば、また己の夢に向かってそれぞれの夢の道を進んでいくことだろう。…まさか1週間後にムキムキになっていたり、廃人になっているとは夢にも思わなかったが。
今回のライブは今までのホロライブの集大成であり、新たな始まりの1歩でもある。夢の為に今は違う道を歩む皆だが、想いは今も1つだろう。そして、いつかもう一度道が交わる日が来ると信じている。その時はホロライブはより発展し、4期生やまだ見ぬ後輩たちも加わり、今よりもっとパワーアップし輝きを増したアイドルたちが見られることだろう。その時はどんな景色を見ることが出来るのか、今から楽しみで仕方がない。
最後になるが、この素晴らしい景色を見せてくれたそらちゃんや、noteを続ける為の勇気をくれたさくらみこちゃんたちホロライブメンバーと、会場、ニコ生問わず全てのホロライブリスナーさんたちに感謝を申し上げたい。本当に素晴らしいステージをありがとう!これからも皆一緒に続く道を歩めたらいいな、と思う。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
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