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感情を自家発電しない。

▶︎感情を自家発電しない。(概念編)002

朝目覚めて洗面所に向かう。顔を洗って歯を磨く。この時点では心は穏やかです。なんの感情もありません。

リビングに入ってソファに腰掛けようとしたときついうっかりとテーブルに足の小指をぶつけてしまいました。「いてっ!」テーブルのせいで苦痛という感情が生まれました。

テレビを点けると世界中のあちこちで戦争や紛争の犠牲になった子供たちの悲惨なニュースが放送されています。「可哀想だな」これはテレビから辛いという感情を貰ったのです。

とそこへプンプン怒った妻が2階から降りて来て「またゴミ出し忘れたでしょ!」と目を吊り上げて怒鳴ります。僕は妻からうんざりという感情を貰います。

演技するとき初心者は「感情」は自分で作るものだと思っています。つまり「怒ろう」「笑おう」「泣こう」とするのです。しかし日常生活では逆で、感情は回りや相手から貰うものなのです。

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