
イヤイヤ期と母の限界。3歳に「言わなきゃ伝わらないんだよ!!」と言い放ってしまった36歳。
次女は嫌なこと、うまく伝えられないこと、自分の意思とは違うことがあるとすぐに地面に寝そべってイヤイヤするタイプ。わが子だけど、すごい面倒くさい女だなといつも思う。かまってちゃんというか、察してちゃんというか…もうとにかくほんと面倒くさい。
今日のイヤイヤは「たまたま昨晩寝る時に来ていたカーディガンを着て出かけたいのに、お母さんがそれに気づかない!!」という案件。毎日来ているなら気づくけど、たまたま着ていたカーディガンなんて、言ってもらわなきゃわからないよ。
「何が欲しいの!?靴下?!洋服が違うの?!」
「ぎゃああああああああああああああああああ」
という押し問答を数分繰り返し
「これが最後のチャンスだからね!ほら!ほしいものを言って!!(激怒」と次女に高圧的に言い放った結果
「アッッ…チノウ…ッッッッ・・ネ…イエナイヨオオオッッ…ネルトチニ…ッッッッチテタ…アアアア涙」としゃくりあげながら教えてくれたので即解決。
ちなみに昨日のイヤイヤは「玄関のドアを自分があけたかった」
開けられなかった次女は玄関で転がり天を仰ぎ脱力。抱き上げても軟体化してムリ。ああ…はやく保育園に行きたい…涙
「イヤイヤスイッチが入ったねぇ。」と微笑ましく(もないけど)見ていられたのは3歳半まで。
3歳8ヶ月の今は、「おい…いいかげんにせぇよ?」と、関西風になっちゃうぐらい、どす黒い気持ちがすぐに出てくる。
幼き時代、イヤイヤした次女に
「どうした?xxxがしたかったの?xxxがよかった?」「わかった!わかった!じゃあxxしていいから!」と、次女が答える前に私が矢継ぎ早にアレコレ言ってしまっていたから、次女は自分から言わなくてもこっちが察していろいろやってくれる&ゴネたもの勝ち的なメンタルが育ってしまったのかもしれない。反省。
イヤイヤ発動した次女にはなにも耳に届かない。優しく言い聞かせても無理で次第にこっちもカッチーンイライラ…そして怒鳴り散らし
「口で言わなきゃ伝わらないでしょう!!何のために口がついてるの!!」言い放ってしまう。3歳が到底理解できないスピードでまくし立ててしまうので、まったく意味がないし、ただ圧力をかけているだけだってわかっているのに…反省。
自分が小さいころの記憶がある。母親にガチギレされてる時同じように「何のために口がついてるの?!」「言わなきゃわからないでしょ!!!」と言われていた時、
「何を言っても怒るくせに」
「何か言えって言ってもなにも考えてないし…言えないし」
「今考えてるのに!すぐにまた なんか言ったら と言わないでよ」
「悲しすぎて何も言えないよ!!!」と思っていた。
自分がされて嫌だったこと、言われて嫌だった気持ちが残っているのに、なんで同じことを言い放ってしまうのだろうか。
極力平静に、声を荒げないように、急かさない…と決めているのに、私、全然だめ。
「ギャァァァ!!いやー!!」
「何が嫌なの?」
「ギャァァァギャァァァギャァァァ」
プチッ
「何が嫌なのか口で言わなきゃつたわらないでしょうがあああ!!何のために口がついてるんだ!!」
自己嫌悪。
までがワンセット。
『叱る依存が止まらない』を読んで、叱るというのは快感だということを知った。なので声を荒げてしまったときは「これは依存するぞ」ともう一人の私が冷静に伝えるようにしている。
怒鳴っても、何も伝わっていないらしい。親が怒鳴ると子供は委縮してしまって思考停止状態になるらしい。そうだよね。上司にバカでかい声で怒鳴られたら、こっちは悪くなくても委縮するよね。同じことだよね。
と、落ち着いているときに考えればわかるのに…余裕がないと全然ダメ(涙)次女のメンタルを傷つけているってわかっているのに、どうしても意味の分からない「イヤイヤギャーギャー」をされると、耐えられなくなってしまう(TT)
今は私も「怒鳴らない」ように練習中。
次女も、嫌だと思ったら、それを口で言う、何をして欲しかったのか伝える、というのを練習中。
怒らない母にはなれないと思うけど、怒鳴らない母にはなりたい。あと不機嫌を顔と態度に出さない親…。
私は大人だから自分のご機嫌は自分でとれるし、その方法もいくつかある。でも子どもたちにはまだそれがあんまりない。自分のご機嫌を取るために、親の私に甘えたいはず。なのに、私がイライラオーラを巻き散らかしていたら、子どもはそれができない。そうすると子どもはもっと荒れてしまいそう…だってわかっているのに!!!
な” せ” で ぎ な” い” ん” だァァァァァ…(自己嫌悪
まだまだ未熟だなと思う母親6年目。
(のびしろしかないわ)