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出産レポート1

入院〜出産までの記録。
長くなるので、まずは分娩手前まで。

妊娠中期以降、左側の腰?骨盤?が痛み、長く横になることができず。この日も夜中ベッドからソファに移動。


朝06:00

もう少し寝るためにソファからベッドに移動。
すると、骨盤周りからガコッて変な音が聞こえる。
何事?!と思いながら、念のためお手洗いへ。
なんかほんのちょろっと液体が垂れる。
これはなんだ?と思いながら、「破水なら動いたらまた出る」という話を思い出し、一旦お手洗いから出て家の中を歩き、再度確認。
やっぱりほんの少し液体が。
本当に破水か怪しかったが、夜用ナプキン360をつけて病院に連絡。

まずは破水かもしれないがすごく少量でおりものや尿漏れかもしれないこと、39w4dであることを伝える。その後、診察番号、名前、どのくらいで病院に行けるかなど会話し、帰宅になるかもしれないが入院セットを持ってくるように言われる。

電話を切ると夫が起きてきて、状況説明。
マタニティタクシーに電話すると、病院には連絡済みか?などのいくつかの確認のあと、7分程度で到着しますとのこと。
荷物の最終チェックをしているとインターホンが鳴りタクシー到着。念のためバスタオルを敷いてタクシーに乗り込む。痛みはないので、夫としょうもない話をしながら移動。

夫についてきてもらったものの、面会時間でもないため中に入ることができず、1Fで待機、入院決定時点で連絡して一旦帰ってもらうことに。1人でもよかったかもしれないが、仮に1人ならそれはそれで心細かったかな。

LDR室へ行くと、でかい産褥パッドと使い捨て産褥ショーツを渡される。ズボンを脱いでこれらに履き替え、ズボンなしでベッドへ。この辺りでもう恥ずかしい気持ちを忘れる😂

破水検査には助産師がやる簡易検査と医師がやるちゃんとした(?)検査があるらしい。助産師さんに「確かに何か出てるけど簡易は陰性だね」と言われ、医師の検査へ。
こちらも初手陰性で、「あと1分くらい待っても陰性だったら帰宅してもらうね〜」なんて言われ、破水じゃないなら何?おりもの?なんて思っていたら、医師と助産師が「あれ?ん?うっすら。薄いね?これ違う?」なんて会話をしだす。

医師に「すごく薄く線が出てきたので、他の医師にも確認してきます…」と言われる。そんなことあるんだ?!と思いながら待っていると、やはり疑陽性なので入院しましょう!となり、入院着に着替えて陣痛待機室なる大部屋に移動。

移動の間に、助産師から破水すると感染症などの観点から48h以内に産みたいので、今日陣痛がなければ明日促進剤になるよという話を聞く。

陣痛待機室で書類や赤ちゃんがつけるバンドに署名、アレルギーとか申し出ていたことの口頭確認など。破水量が少量で陣痛もなかったから、めちゃくちゃスムーズにここまでたどり着けたものの、陣痛来てたらこれ陣痛の最中やるの?キレそう。だなんて考える。

07:50

全然陣痛来る気しなくて、明日、促進剤かぁと思いながら朝ごはん完食。呑気に入院モード…していたら、9時台になってもしかして陣痛??のようなものが。気休めに音楽を聴きながら絶える。痛みが強くなり助産師に訴えたところ、お産が早くなるからと不思議な形の椅子に乗せられる。椅子とベッドを行き来しつつ、11時台になるも間隔安定せず。しかしトラウマになりそうなので音楽聴くのをやめる。移動もできなくなりベッドで過ごす。

12:30

さよなら朝ごはん🤮
腰が爆発的に痛くなる。
下半身の震えが止まらなくなる。
のちのちここが本陣痛開始ということになった。
そして「そろそろ麻酔準備始めるね」と言われるもいっこうに麻酔される気配がなく殺意が湧く。
さらに大部屋なので声出すのも憚られ、ひたすら無言で耐える。
最後は「痛い…」ってけっこう言ってしまった気がするが。お隣さんごめん。

夫とは一旦お互い寝て、14時過ぎにLINEするね、と言っていたものの、LINEする余裕ゼロ。『陣痛は一定間隔だからその合間は行動できる』と思っていたんだが…合間も普通に痛いので無理…。

15:00くらい

LDR室に移動大歓喜の舞💃
NSTの値見ながらいまだ!と歩いて移動。
しかし合間も激痛でないだけで普通に痛いので必死。
場所わからないのに助産師より先を歩く始末😇
LDR室に入り、横になり準備を進める。
担当助産師や麻酔師を紹介されるも余裕ゼロ。
個室になったので「痛い…痛い…」と言いまくる。
そこから15分くらいで麻酔が効き始め…

さっきまでの痛みは全て忘れた🤗

この時子宮口4cm!
耐えてくれたから良いタイミングで麻酔入れられたよ〜と褒められていい気分になる。

柔らかい雰囲気から一転、子の心拍が落ち始めたとなり、酸素マスクつけられて横向きに寝たり四つん這いにさせられたり。麻酔のせいで起きたかもしれないけど、麻酔のおかげで落ち着いて対応でき、すぐ元通りに。

もう夫呼んでも良いのではということで、連絡。
本当は陣痛の時にいて欲しかったんだけど…。
もう麻酔済みであることを伝えると「麻酔するのって結構いってからじゃないんだ?痛いの通過済み?」と。私もこんなあれよあれよと進んでびっくりだよ、通過済みだよ。「病院で寝ちゃってるのかー、寝不足だもんねと思ってた」と呑気なお返事。

このあとは夫がやってきてひたすら談笑。
夫、ただの暇つぶし要員に。
麻酔の影響で微熱出たり上半身の震え止まらなかったり身体中痒かったりしたけど、基本穏やか〜な時間。


17:00くらい

ここで担当の助産師さん交代。
夜勤の方になったんだけど、この担当してくれた助産師さんがすごくいい人で。この人のおかげで「気持ちの良いお産」になったなぁという感じ。

「担当する方みんなに聞いてるんですが名前決まってますか?」と聞かれ、夫とおどおど。
5つくらいに絞ったけど確定はしてない、と言うと、
「もう少し絞っておいてもいいかもですよー。生んだら忙しくて2人で会話できる時間なんて今くらいだし、顔見て決めようなんて思ってたら、新生児毎日顔変わりますからね!今日はパパ翌日ママその翌日はどこそこの叔父さん、ってなります」
とのことで、確かにな〜と、夫と緊急会議。
とはいえ、ちゃんと記憶にある名前は3つくらいで、夫のイチオシに私も異論がなかったので、すんなり決定。そんなにすぐ決まるなら、早く決めておけという話である。

「名前決めました!」と報告したら、すごい名前を褒めてくれていい気分に。むかしそんなキャラクターいませんでした?と言われ、急に小学生の頃の記憶が蘇り大興奮、鉛筆持ってました!なんて話をしたり。歳下かなと思っていたが同世代ちょい下くらいなのだったのだろうか。

そして、もともとバースプランにLDRに入るのは夫のみ、出産時は夫にあまり血とか見せない方がいいかも、的なことを書いていた私。
あまり生々しいものが得意でなさそうな夫だし、私もあまり生々しいところを見せたくない気持ちもあり、そのような事を書いておいたのだが、早めに立会いするか決めておいた方がいいよ、との助言。
特にLDRのような陣痛から分娩、回復まで同じ部屋だと、「立ち会い出産」とはどのタイミングなのか、何時間くらいなのか、いまいちわからず。聞いてみたところ、1-2時間くらいとのことで、痛みの恐怖もないし、夫も乗り気ではなさそう、助産師さんにも「私たち女子しかいないので、男性に倒れられるとけっこう困ります…」と言われたため、立ち会いは無しで、良きタイミングで追い出してください、とお願い。

そのほかも「遅い夕飯食べれるくらいに生まれるといいねぇ」とかお腹に「もうそろそろおりてきていいんだよー?」と声かけてくれたり。
内診の時は夫に顔をそむけるように、導尿のときはちょっと5分くらいでててください〜と促してくださり。
終始和やかな雰囲気を作っていただき大感謝。

そろそろ促進剤考えたいけど、ペースのってきたからということで同意書書いたものの一旦様子見。麻酔するとペース落ちることが多いけど今のところ順調!と太鼓判。

結局8cmだったか?くらいのところで促進剤投与。

この産院は若い助産師さんが多い中で、9.5cmくらいのところで急にプロ助産師みたいな人が登場。担当助産師が「x時(の方向が)まだかなと」的なことを言ったら、その人がぐりぐりやって「はい、10cm!」と。
麻酔しててよかった、こわすぎ。

あとは赤ちゃんが降りてきて、陣痛の波がいい感じになったら産めるよとなり、ここからはあれよあれよだったので第二弾に記載しようと思う。

とにかくここまで、全てスムーズに嫌な思いをすることもなく穏やかに進むことができて感謝でした。


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