タイトジャンクションと倍音
今日は、声・からだ・倍音、などについて書いてみたいと思います。
心地よい自然倍音の豊かな声は、
聴いてる人や発声している本人を高波動のエネルギーで包み込みます。
そのような声は、テクニックだけで出せるようにはなりません。
多くの人は、体にタイトジャンクションをたくさん持っています。
タイトジャンクションがあることにより、自然な体の響きが抑えられてしまいます。
タイトジャンクションは、医療用語なので、一般的にはあまり知られてませんが、タイトジャンクションを知ると、いろんなことがわかってきます。
タイトジャンクションとは、細胞間の関門、細胞どうしの隙間を介する物質の自由な行き来を制限するしくみで、それ自体は悪くなく、むしろとても大事な身体機能です。
が、余計なタイトジャンクションがたくさんあると、
対外的には頑固さ、執着、自己顕示欲などでコミュニケーションに不都合を生じさせ、
または病気やさまざまな愁訴の原因となります。
余計なタイトジャンクションがどのように作られるかというと、
感情の抑圧です。
嫌なことがあったとき、人はそれに正面から向き合うことをせず
「無かったことにしよう」で、そこから心は逃避します。
でも、それは単に忘れてるだけで、一時記憶として前頭葉に保持されるので、消えるわけではありません。
この一時記憶を保持する時に、体のどこかを締め続けるわけです。
これが、タイトジャンクション。
ほとんどの人が、このような前頭葉タイトジャンクションを無数に持っています。
タイトジャンクションートラウマ(カルマも)ー固定観念ー思考のループ(前頭葉亢進)ー帯電(陽電化)の原因の一つ
そして、前頭葉タイトジャンクションが肥大化すると、タイトジャンクション内に自我(分離感覚)が構成されます。
トラウマで体のどこかを常に締め続けているから、いくらテクニックで発声をトレーニングしても、いくら脱力を心掛けても、自然な倍音(響き)が生まれないのです。
わたしは声楽家ですが、
20〜30代の頃の、コンクールで賞を取ったりしていた時の音源なんかを聴くと、今とは全然違う硬い響きの声を出していました。
その頃は、テクニックバリバリの発声で、タイトジャンクションなんて知らないし、もちろんアプローチもしたことがありませんでした。
10数年前からカウンセリング、トラウマセラピーをするようになり、自分自身の幼少期からのトラウマを100や200はケアして、潜在意識へのアプローチで観念を見つけては手放して、瞑想や自律神経の整え(他にもいろいろ)などしていくうちにタイトジャンクションがどんどん外れていったのでしょう。
ある時、発声が急に変わったのがわかりました。
声は確実に柔らかい響きになっていたし、発声する時の身体自由度も明らかに違うのです。
わたしという枠(自我)の中の響きから、全体に溶け込む癒しの響きへと変わっていました。
余計な前頭葉タイトジャンクションがなくなればなくなるほど、全体に溶け込む癒しの波動の声を出せるようになるだけてなく、
頑固さ、執着、自己顕示欲なども減り、
音楽だけでなく、日常のありとあらゆる面で「タイトジャンクションによって失っていた恩恵」を取り戻せるようになっていきます。
タイトジャンクションが多いと脳の一部しか使わないことになるので、視野狭窄になりますが、タイトジャンクション緩めていくと、脳の可動域が増えて、頭も良くなります。
タイトジャンクションの消去により、難病と言われてる病気が治ったり、病気とは無縁の身体になったりしますが、現行医療現場でそこまで理解できてる人はほとんどいないでしょう。
身体と世界はフラクタルなので、
自分の体のタイトジャンクションを緩ませると、世界全体のタイトジャンクションも緩むことになり、世界の不条理、不協和、病理も減ってくる(まずは、自分がそういうのに巻き込まれなくなっていく)のです。
ちなみに、その人の内側がどれぐらい調和されているか、自我から解放されているかというのは、外から直接的に観測するのは難しいけれど、声の響きの精妙さを聞くことで間接的に観測することができます。
さて、
タイトジャンクションの外し方にはさまざまなアプローチがあります。
1、ハートの癒し。トラウマ感情を癒すという心理的アプローチ。
2、マインドの解放。固定観念の手放し(思考観察、内観ワーク、瞑想)
3、フィジカルの癒し。
自律神経へのアプローチ(蝶形骨、顎、肋骨、背骨、仙骨の緊張緩和)、睡眠、スキンシップ(撫でる)、アーシング
4、コトバのアプローチ(愛と感謝とイタワリの言葉かけ)
5、菌アプローチ(腸内環境)
6、その他(笑いとか)
タイトジャンクションは、なんせ無数にあるので、あらゆる方向からのアプローチで、コツコツとライフワークとしてやっていく必要があるかなー。
そして、あと一つ、タイトジャンクションを倍音で揺らして外すっていうのがあって。
つまり、ハミングとか母音を身体に響かせるのは、タイトジャンクション解消にもなっている、だから、発声することそのものが癒しになるわけです。
響きによってタイトジャンクションを緩めていく⇆タイトジャンクションを緩めることによって、響きを変えていく
卵が先か、鶏が先か、という感じですが。
タイトジャンクションについての学びは、波動学のヤマーダさんこと山田貢司さん、フォノグラムのおにょさんからですが、
お2人はポリフォニックシンギングという特殊な倍音発声法で、タイトジャンクションを揺らして解消、あるいは、帯電を消すという施術や教育をされてます。
ヤマーダさんがYouTubeでポリフォニックシンギングしてる動画を聴いてたら、まあびっくり。
めーっちゃ身体の奥が動いて、解放されていくのがわかりました。
とにかく氣持ちよくて、
これ、何回も聴いていったら、タイトジャンクションどんどんなくなっていくんじゃないかと思います。
https://youtu.be/FMfRt2t8nsg?si=djm3zCubG-D5D40C
https://youtu.be/WpT5DAyj6bQ?si=LaDi3mZvXABMvM5T
聞き方のコツは、
期待しないで、ボーッと聞き流す、です。
聞いてみて、何か身体に反応があったらぜひ教えてください。
そして、手前味噌ですが
わたしが行っているボイスエンライトメントで体得を目指しているトーションボイス、も前頭葉タイトジャンクションの消去にとっても効果があるんです。
それは、継続して受けてくださっている生徒さんの変化の様子を見ていたら、とてもとてもよくわかります。
あくび体操で脳の圧迫緊張を緩め→不随意運動やハミングで自律神経緊張緩和→ハミングで脳波をシータ波にして「ハッピーホルモン大分泌」→生命電磁場の活性した身体で、中心軸と重心を一致させて母音を響かせたり、美しい言葉の歌詞やイメージの歌を唄う(祈り、現実創造)
これがボイスエンライトメントのレッスンの流れです。
ボイスエンライトメントについての詳細は、
HPをぜひごらんください。
↓
https://v-enlightenment.com/about/