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「職業としての小説家」村上春樹著の 音読会に参加して

2024/1/17  DAY11 (~P70)

「真の作家にとっては、文学賞なんかより大事なものがいくつもある」
という事でしょう。その一つは自分が意味のあるものを生み出しているという手ごたえであり、もう一つはその意味を正当に評価してくれる読者ー数の多少はともかくーきちんとそこに存在するという手ごたえです
~中略~
ただの村上春樹である(でしかない)というのはなかなか悪くない事です

職業としての小説家より



私は肩書がすごく欲しかった
大学を卒業してすぐ母の看病、母の死
そしてすぐ結婚
私には○○という肩書が
何もないと思っていたのは 
自分に自信がなかったから
心が満がたされてなかったから
本質の部分が見えていなかったから
だってね
今振り返るとあのとき肩書はすでにもうあったんだ

主婦 母
でも堂々と
「仕事はしていません 専業主婦です」というのは恥ずかしかった
家のことをするのが好きなんです
なんて言ってったけど
本当のところどこかで何かが違うとずっと思ってた

子供や自分の服はハンドメイド
自らデザインしたバッグやレッグウォーマ―など小物を販売していたこともある
だから ミシン作家

ピアノが弾ける
知り合いの子どもたちに教えている
だからピアノの先生

なのに
自分には何もないと
ずっと悩んでいた
恥ずかしいなあとも思っていた

結局のところ
満たされるか満たさないかは自分が決めること
肩書だって
自分が○○ですと言いきればそれが肩書でいい

多分肩書にこだわらない人っていうのは
ちゃんと自分で自分のことを認めていて
自分の本質がしっかり見えている
そういう人
だけど自分に自信がなかったり
自分が何をしたいのか?
自分が何者なのか?
わからないとやっぱり不安で
だから肩書がものすごく欲しくなるんだね

本当に自分の心の奥の奥の奥の部分がとても大事なんだって
改めて気が付いた
そんな今日でした






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