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【最近聴いている音楽7】Nektar(スウェーデン)


先日の記事で書いたAgitatorについて、私のインスタストーリーでバンドの公式アカウントにメンションを付けて投稿したら
Agitatorの公式からいいねが来ていた。
こんな極東の国のファンの声も届くのはインターネットのいいところである。
そんな中でどこで見つかったのか分からないが
Agitatorと共通のフォロワーのバンドらしきアカウントから足跡といいねがついていたので
見に行ってみたのがこのNektarというイェーテボリのバンドだった。
メンバーの年齢が2024年10月現在全員10代、高校生の年かよ、若いよ。
配信でリリースされていたシングルのÄlskar Dig(Oänligt Föralltid)に既視感があり
繰り返し聴いていたらすっかり好きになってしまった。

明らかにIsolaやHagnesta Hill期のKentの影響を強く受けた、叙情的なメロディとギター。
Om du var härとかBeskyddarenとかの
悲しげで冷たくて重たいギターの音が印象的なのだ。
子供の頃から生活の一部のようにしてKentの曲を聴いて育った子たちなんだろうな。
親もKentのファンなのかなとか、解散したときはまだ小学生の年か…とか
色々考えると自分が年を取ったのを実感するのだが、
それはともかくKentファンにはこの曲は間違いなく刺さる。
他にもエモとかパワーポップの香りのする曲や、ギターの歪んだ音。
まだ若いバンドだけど、幅広い音楽の影響を受けた器用なバンドだと思う。

ところでインスタストーリーでファンから質問を受け付けていたのだが、
その中に「好きなバンド、影響を受けたバンドは?」という質問があり
挙げられていたのはKent、Fontaines D.C.とSolen(多分スウェーデンのバンド)
ほらやっぱりKentの影響受けてるじゃん! Kent好きな子たちじゃん!

メンバー:
Ilean Arvman Nelson(ボーカル)
Isak Zander(ドラム)
Leo Larsson(ギター)
Elliot Axelsson Olsson(ベース)
Zion Merking(キーボード、パーカッション)

現在CDやLPは通販などでは発売されていないようだが、
ライブ会場での手売りはしているかもしれない。
聴きたければサブスクか、Amazonで購入も可。

恐らくこのブログを観ている方はKentファンの方が多いと思うので、
特にIsola、Hagnesta Hill時代が好きな方はぜひ一度聴いてみてほしい。
因みにアルバムMagoliaのジャケットは赤ちゃんの頃のボーカルのIleanとお父さんらしい。

そしてこのバンドも、バンド名で検索しても日本語のサイトはヒットしないので
(スウェーデン語でも下手をするとドイツの同名バンドが出てくる)
日本で最初のNektarに関する記事かもしれない。

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