見出し画像

Sky❗️〜毎日1回空を見上げよう!@西安④『<世界遺産>大雁塔~大唐不夜城』


Sky❗️〜 每天仰望一次天空!@西安④   『<世界遺産>大雁塔~大唐不夜城』


<概要>西安とシルクロード:歴史の交差点

シルクロードという言葉をご存じですか?
西安は、かつての長安で古代中国の数々の王朝が栄えた場所で、特に唐代(618〜907年)には全盛期を迎えました。シルクロードの東の起点として、商人たちはここを出発点にし、様々な国々と交易を行いました。絹や茶、陶器といった中国製品は、西方に伝わり、同時に仏教やイスラム文化もシルクロードを通じて中国に伝播していきました。
今の西安は、シルクロードの歴史を色濃く残しながらも、現代的な都市として発展してきました。中国の「一帯一路」構想においても、西安は再び重要な役割を担っています。世界とのつながりが強い都市として、過去と未来が交差する場所です。

<大雁塔>歴史の中に息づく唐の文化

大雁塔は652年に建てられ、唐代の有名なお坊さん、玄奘三蔵が仏典を保管するために建立。彼は、インドからたくさんの経典を持ち帰り、ここで翻訳したと言われています。高さは約64メートル、レンガ造りの堅牢な建物です。2014年に「シルクロード:長安-天山回廊の交易路網」として、ユネスコの世界遺産に登録されました。

大雁塔の見どころ

①噴水ショー

時間により塔前南面の人口池からにて噴水ショーが開催されます。特に夜間は光のショーと噴水がコラボするのでお勧めです。

②塔に登ってみよう

:階段を上がると、西安の街並みが一望できます。歴史を感じながら景色を楽しむのもおすすめ。

階段を上る各エリアに歴史的背景や建立手法がパネル展示
7階からの眺め

③ライトアップが美しい

夜には塔がライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます~


<大唐不夜城>夜のエンタメスポット


2010年に大雁塔の正面南側、三蔵法師の像の立つ大雁塔南広場(玄奘広場)から南の開元広場まで、およそ約2キロメートルにわたって商業施設が立ち並ぶ大通りに開業。唐代の街並みを再現し、名前の通り、夜でも賑やかで「眠らない街」で歩行者天国になっています。

大唐不夜城の楽しみ方

①光のショーを見よう


通り全体がライトアップされていて、幻想的な雰囲気。アート作品やイルミネーションがインスタ映え抜群です。

②パフォーマンスが豊富


伝統音楽の演奏やダンスショーが毎晩行われ、観光客を楽しませてくれます。特に長安十二時辰体験が有名で中国の人気ドラマ『長安十二時辰』(The Longest Day in Chang'an)など世界観を体験できるテーマイベントや観光体験プログラムがあり楽しめます。

③グルメも充実

通りにはたくさんの屋台やレストラン、カフェがあり、ローカルフードからスイーツまで楽しめます。

「長安好运茶(福禄長安好运茶)」は、「種青山茶肆」で販売されている独特な中国茶です。特徴的なのは、飲み物が入っている葫芦(ひょうたん)の容器で、飲み終わった後も持ち帰ることができ、インテリアとしても人気です。茶の種類は「来福」(石榴+茯茶)、「禄到」(青提+緑茶)などがあり、それぞれ異なる味わいが楽しめます

ここから先は

58字

¥ 300

よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!