ラオス若年層 高まる中国語への関心
ラオスの若い世代は、中国からの投資家がラオスに大量に流入する中で、将来的な雇用機会の可能性を認識し、中国語学習への関心を高めている。
2023年から2024年にかけて、ラオス国立大学の著名な中国語教育機関である孔子学院への入学者が劇的に急増した。集計によると、学生数はわずか2年で3倍近くに増え、2021年の193人から2023年には562人に急増した。
また、ラオスの学生が国立大学の受験登録を始めると、中国語学科が最も人気のある科目として浮上し、2,000人以上の学生が登録した。これは2023-2024年度の全科目の中で最も多い数であり、ラオスの若者の学問への関心の変化を示している。
過去に課外授業で中国語を学んだ大学生のプアンパン・ラッパッティさんは、中国語を習得することの様々な利点、特に就職時の可能性を強調した。
「ラオスにおける中国人ビジネスマンや企業の存在感が増していることを考えると、中国語は特に仕事をする上で非常に重要です」
「中国語が堪能であれば、多くの仕事のチャンスが広がり、高収入を得られる可能性があります」
プアンパンさんは、若い子供たちは中国語だけでなく他の言語も学ぶべきだと付け加え、複数の言語を話すことができれば、世界とのより良いコミュニケーションが可能になると付け加えた。
英語を専攻し、同時に中国語も学んでいる大学生のカムサイ・ポマチャンさんは、中国の投資家や起業家がラオス経済に大きな影響を与えていることを強調した。
「中国の投資家や実業家は、ラオス経済に大きな影響を与えています。だからこそ、中国語を学ぶことは、給料を上げ、就職活動でトップ候補として目立つために、とても重要なのです」
彼女はまた、ラオスでは何年も前から官話を学ぶ傾向が拡大しており、さまざまなセンターや私立学校がラオス全土で語学コースを提供していることにも言及した。
さらに、タイの出版社Thairathによると、学校には中国語のカリキュラムがないにもかかわらず、多くのラオスの子供たちは中国語を勉強することに強い興味を示しており、多くの保護者が将来の仕事の可能性を考えて、早くも1年生から中国語の補習クラスに入学させているという。