白露(はくろ)
『白露』
人でごった返す街
気づけば新しいビルが増えて
ゆっくり空が消えていくこの世界
無機質な人や街に何か感じるものがあるのか
音や目に見えるものばかりでうんざりしている
その視界から見えたアスファルトに
汗がしたたり落ちた
アスファルトに落ちる前に
その雫は熱気で見えなくなった
この熱はいつまでで続くのかと
ベンチに座わり日陰を堪能した
生ぬるい温度の風が肌を掠めた中に
感じた
勘違いかと思ったが
いや
今感じている風温度は間違いない
僕は笑顔になった
秋が風の中にいる
『白露』
人でごった返す街
気づけば新しいビルが増えて
ゆっくり空が消えていくこの世界
無機質な人や街に何か感じるものがあるのか
音や目に見えるものばかりでうんざりしている
その視界から見えたアスファルトに
汗がしたたり落ちた
アスファルトに落ちる前に
その雫は熱気で見えなくなった
この熱はいつまでで続くのかと
ベンチに座わり日陰を堪能した
生ぬるい温度の風が肌を掠めた中に
感じた
勘違いかと思ったが
いや
今感じている風温度は間違いない
僕は笑顔になった
秋が風の中にいる