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【NFTマーケター発信】日本文化とNFTの可能性を考えてみる


※この記事は「日本文化と世界をつなげる」という大きな野望を実現するために、その一助となりそうなNFTについて、過去の経験や独自リサーチから個人的な見解を書いています。


こんにちは。NFTマーケターの中村です。

この記事までたどり着いた方ならNFTについて、ある程度ご存知という前提でお話ができればと思います。

いやいや、NFTってなに?

とはいえなんとなくこの記事まで来てくださった方もいるかと思いますので、ざっくりNFTとはなにかについてお伝えすると、

NFTとは「Non-Fungible Token」の略です。fungible(ファジブル)は代替可能という意味。つまりNFTは「代替不可能なトークン」ということです。

Token(トークン)とは、直訳すると「しるし」「象徴」などの意味です。ただ、近年トークンにもさまざまな意味があり、イメージが湧きやすい例でいくと「トークン=データ」という考え方。
※「トークン=仮想通貨」という考え方もあり。

例えば中村がNFTアートを作ります。それを買ってくれた人に代替不可能なデータ(=NFT)であるアートを渡すということです。

なぜわざわざNFTにする必要があるのか?

それは市場でどれだけ流通しようが、デジタル上でそのNFTが唯一無二であり、売り買いの流れが把握でき、それ自体の価値が客観的に分かり、自由に付加価値をつけられるデータだからです。

端的に言えば、差別化しやすいから、です。

もちろん、それ以外にもNFTにする理由はありますが、詳しく、そして分かりやすく書かれている動画や記事は世の中にごまんとありますので、そちらをご参照ください。

それが日本文化とどうゆう関係があるか

なにも関係ないです。笑
なにも関係ないけれども、NFTが持ついくつかの側面を利用して、日本文化にスポットライトをあてて盛り上げたいと思ってます。
というよりも、個人的にはNFTを利用することで私なりに日本文化を進化させる一助にしたいと思ってます。

ではそのNFTが持つ側面を日本文化に適応するとどんなことができるのか。
一部NFTが持つ機能とそれに合わせた日本文化の例をご紹介すると、

(1)非代替性:ブロックチェーン技術により、デジタルデータそのものに「唯一の価値」を付加できる
→例えば、八海醸造が作った日本酒(あの有名な八海山)ですよ、と証明する価値をつけられる。(ラベルの張替えでは騙されない)

(2)価値の見える化:マーケットプレイスなどを通して販売価格が表示されるため客観的に価値が把握できる
→例えば、その日本酒が1982年に作られたもの(例えばですよ)で、唯一10本だけ残っていたら、市場で求められているその価値(いくらか)がわかる。

(3)取引の自由性:所有者は自身のNFTを自由に取引可能(著作権ではなく、所有権の場合が多い)
→例えば、その1982年の日本酒1本を購入できる権利付きのNFTの所有者が、売値を自分で決めて買い手に自由に販売できる。

(4)制作の自由度:老若男女、素人/玄人問わず誰でもNFTを作成して、販売することができる
→例えば、自分で日本酒を作って15年後に渡すNFTを販売できる。

(5)プログラマビリティ:作成したデータにさまざまな機能を付加できる。(制作者に転売されるたびに利益が還元される、など)
→例えば、自分で作った日本酒を15年後に渡す間に、オフ会参加権やWebコミュニティ参加権利を上げる、などもできる。

と、今までの販路や販売方法とは違った戦術を考えられるわけです。

なるほど。確かにそれはありそうだ。でもハードル高そうだね?

はい。めっちゃ高いと思います。
まず私自身はマーケターを生業としているので、私たちのNFTを購入してくれた人に実物(?)の日本文化を提供できません。
なので、現在日本文化を支えていただいている匠(たくみ)な方々にご協力をいただかなくてはなりません。

匠な方々にNFTを理解してもらい、なるほど。それなら協力するよ、といった気持ちの良い関係性をゼロから築かなくてはなりません。

また執筆時点の現在、NFTはまだまだアーリーステージなので、一般の方には広く普及はしていないため、買い手の母数が今までの手法(例えばWeb2.0)に比べて圧倒的に少ないです。
※しかも、日本だけでなく世界的にもNFTは中長期的な価値よりも短期的な売買目的として見られがちだし、報道や解説動画・Web記事関係もそっちより。

なので、NFT×○○で仕掛けているさまざまな業界の方たちと協力して、NFTの認知度をさらにあげるとともに、まだまだ発展途上なNFT(≒ブロックチェーン?)のUI/UXの向上も不可欠だと考えています。

で、具体的にはどうしていくのよ?

まだなにかを仕掛ける段階ではなく、種まきの時期と捉えています。
なので、SNSやnoteを利用して「日本文化×NFT」の可能性を個人的に発信しつつも、裏では日本文化を支える人たちと話して、なんだかそれ面白そうだね!と、協力をしてもらえる基盤を作ることかと思ってます。

それだと時間がかかるんじゃ・・・?

はい。。。苦笑
なので、日本文化の関係者の方でも、NFTに詳しい方でも、そうじゃなくてなんかやろうぜ、な方でも、一緒に盛り上げていく仲間を募集しながら進めたいと思ってます。

キンコンの西野さんもおっしゃってましたが、
「早く行きたいなら一人でいけ、遠くへ行きたいならみんなでいけ」ってやつです。

プチ宣伝

今「日本文化×NFT」を広めるためにNFTアートを作成しています。
できたら告知させてください。

それでは!

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