出版部門を作って小説を出版しました
Culture CruiseというWebメディアを立ち上げてからまもなく5年が経つのですが、先日Culture Cruiseブックスという出版部門を作りました。
2021年春頃に連載していた『音を書く』というWeb小説を、未公開部分を加えた完全版として書籍化することになったので、それに合わせて出版に力を入れていこうと思ったからです。
▼こちらで第二章まで試し読みできます。
執筆にあたってインスパイアされた曲のプレイリストも作りました。流しながら書くので、歌詞をしっかり聴き取っているわけでもないのですが、何となくの意味は分かりたかったので今回は邦楽に絞りました。
▼さらに伏線の解説をnoteに書きました。完全ネタバレ記事です。
小説を発表する場としては、noteや小説投稿サイトなどたくさんあり、それらの場をお借りする方が良かったのかもしれません。
でも注目を浴びたいわけでも、賞を獲りたいわけでもなくて、どちらにせよほとんど読んでいただけないだろうと思ったので、それならオリジナルに振り切って、1人でできるところまでやってみたかったんですよね。
普段書く記事は、音楽や映画、本など、誰かが創作したものについてのコラムが多いので、自分の創作を形にしたかったのです。
だからずっと育ててきたCulture Cruiseを通して発信することにしました。
Culture Cruiseで掲載するからには音楽も大切にしたかったし、邦楽を応援したかったし、新しい切り口も取り込みたかった。
ということでサイト初の連載形式にしてみたり、プレイリストを作ったり、出版部門を立ち上げ素人なりに表紙をデザインしてみたり、伏線回収noteを書いたり。いろいろやってみました。
そして最終的にKindleで出版! 記事のように気軽に読めるように横書きにもしました。
すべて誰でも簡単にできることなので、何もすごいことは成し遂げていませんが、やれる方法があるならやっておこうという感じで。
とてもワクワクだったので、じわじわと続けていけたらと思います。現在は別の作品を執筆中です。
書く作業よりも、何かに挑戦したり打ち込む時間が、楽しいのだと思います。書くのはしんどい! それでも誰かに届いてくれるなら嬉しいです。
▼サンキュー価格の390円、よろしくお願いいたします。
▼第二章までを試し読みする!