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記事の鮮度はなくなっても、寿命は延ばすことができる

今日は過去記事をツイートする件について。

記事の鮮度はもって1週間

自分が以前書いた記事をまた紹介するという点において、私はあまり前向きではなかった。

もちろん読者の方がシェアしてくださることは大歓迎で、本当にありがたいことだと思っているのでどうぞよろしくお願いいたします。

しかし自分で発信するとなると、Culture Cruiseは更新頻度も高くないので、過去記事を引っ張り出してる暇があるなら新しいの書け、と思ってしまうところがあった。考えすぎかもしれないが。

読者の方が広めてくださるのが一番理想的な形ではあるが、昔の記事をSNSで拡散していただけることは、よっぽどでない限り、ない。本当にない。

気付けなかったこともあるだろうし、鍵垢だったら分からないので実態は把握できないけれど。

アクセスはけっこうあっても、「この記事よかったよ!」というツイートなどは、日付が最新でないとシェアされない。そうですよね、私だってそうです。

ということは、どんなに頑張って書いても、記事の鮮度はもって1週間くらい。

藤井風さんの記事とか1年かけて書いても、ですね。もちろん諸々、度外視して書いているのでそれで良いんです。

でもこの記事は、シェアこそもうされないものの、アクセス自体は現在もかなりあるし、自分のマインド的な面でも大きな影響を受けた。

1年かけて書いたデメリットはひとつもなかったと思っている。

風さんは本当にすごい。4年続けてきたライターのマインドを一瞬で変えたのだから。

過去記事を再ツイートする

そんなに一生懸命書いたのなら、自分から再発信したって良いんじゃないの?という考えに、最近は変わってきた。

そして先程のこのツイート。

YUさんがアナザースカイに出演されたことで、Culture Cruiseで過去に書いたI Don’t Like Mondays.さん関連の記事がすごい勢いで読まれている。

しかもメインゲストではなく一部のシーンでのご出演だったのに、テレビのパワーというのは依然としてすごい。もちろん番組の内容も素晴らしかった。

こういうタイミングで過去記事を発信することは、今までの自分には抵抗があったのだが、アーティストの音楽が改めて聴かれることは素晴らしいことだ。

これに関しては自分に抵抗があるとかないとかもじもじしてる場合じゃないし、もしCulture Cruiseがほんの少しでも後押しさせていただけるのであれば、率先してすべきではないのかと。

しかも、一生懸命書いたとても愛着のある記事だ。それをまたツイートすることで、「またシェアしていただけるような記事を頑張って書こう」と決意させてくれる。

どんなに愛着を持って書いても、公開すれば手を離れる。でも記事はまぎれもなくそこに存在している。これはアーティストの曲作りも同じなのではないかと、常々思っている。

だからこそ、時々過去記事のツイートをしてまたサイトに読みに来ていただく。記事は息を吹き返すし、曲は何度も聴かれる。Culture Cruiseがそんなサイトになれたらいい。

記事自体の新鮮味はなくても、懐かしさとか、意外と気付かなかったことがあったり、最新記事でないからこそ読者に届くメリットは必ずあるはずだ。

良い記事は何年後でも再評価してもらえる

記事の良さは何年後かに分かるのかもしれない。

本当に良い記事だったら読者の記憶に残るはずだ。そういう記事が書けるライターになれるよう、日々精進したい。

そして多くのWeb記事が読み捨てられる現実を変えていきたい。ある時から私はそう思うようになった。

だからこそ1年で1記事という企画を思いついたし、ライターの本気を示したかった。

その記事は結局自分自身を変えてくれた。そして元をたどれば、I Don’t Like Mondays.さんの記事にも行き着くし、原点から考えればずっーと一直線上にある。

すべての記事がつながっているとよくお話しているのはそういうことです。

というわけで、時々Twitterでも過去記事を紹介することがあるかもしれません。長くなってしまいましたがそういうご報告でした。

最後までお読みいただきありがとうございました!


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長谷川チエ / Culture Cruise
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