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フォリー・ベルジェールのバー(エドゥアール・マネ)@英コートールド・ギャラリー


  1. 印象派の父「エドゥワール・マネ」が死の直前に書いた最後の絵。

  2. パリのナイトクラブ「フォリー・ベルジェール」での楽しげな喧騒の中で、絶望的な孤独の表情。

  3. 踊り子になる夢を諦めた娘が、お酒と体を売る。


豊かに見える社会でも、必ず弱者がいる。彼らの幸せ不幸せは、誰かが決めることではないけど、とにかく男女の出会いや、経済力のある男を使ってのしあがろうと思っていた女性が沢山いた。野蛮なのかシンプルなのか。


参考:
https://courtauld.ac.uk/highlights/a-bar-at-the-folies-bergere/
https://www.somersethouse.org.uk/whats-on/courtauld-gallery


正面からやや右、というか、どこも、誰も見てない目。
脇役男性がみているのは、メリー・ローラン。貴族やブルジョア階級の男たちの愛人として人気だった女性。
マネのサイン
筆跡

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