アラサーと飛蚊症①
特に重たい話でもないので、気軽に読んでいただければと。
因みにカバー画像の気球にお気づきの方。鋭いですね、ぜひ今度お話しましょう。
飛蚊症ってご存知ですか?
↑ふくおか眼科クリニック様の記事をお借りしました。
近視持ちの方は割と症状をお持ちの方が多いようです。
最近飛蚊症の頻度が増えた気がする
私も子どもの頃から近視がありました(裸眼で0.1見えなかったです)ので、
黒い点やら細長アメーバみたいなものが時折視界に入ることはありましたが、
出たり消えたりであまり気になることはありませんでした。
4年ほど前にはICL手術を受けて、その時もそこまで飛蚊症が酷いわけでもなく、術前の検査でも異常を指摘されませんでした。
ところがです。去年の秋ごろから飛蚊症が気になり出しました。
我が家は東向きで朝は強い陽射しが入るのですが、もう眩しすぎて黒い点やらカエルの卵みたいなのが私の視界でカーニバル状態です。どこに視線を動かしてもついてくる。
カーニバルが開かれちゃうと、流石に鬱陶しさを感じるようになります。しかも一度視界に入ると気になって集中できない。
飛蚊症は失明につながる病気のサインであることも
飛蚊症の原因は色々あって近視や年齢による生理的な(心配ない)ものもあるようですが、
怖いのが失明につながる病気のサインである場合です。
実は私の父は若い頃網膜剥離で大学病院送りになったことがあります。もし遺伝の要素があるとしたら私にリスクがないとは言い切れません。
そもそも私の近視は間違いなく両親からの遺伝ですし。
飛蚊症の検査は眼底検査一択
飛蚊症が病気につながるものか否かを診断してもらうには網膜を詳しく調べる眼底検査しか方法がありません。
ただこの眼底検査、なかなか曲者でございます。
瞳孔が開かないと網膜がよく見えないので、瞳孔を開く目薬をします。これを使うとピントが合わせづらい状態が4〜5時間ほど続きます。
最近は眼底カメラによる撮影で詳細な眼底検査ができる眼科も増えましたが、眼底鏡という器具を眼球に密着(?!)させて先生が眼底を片目ずつ隅々検査する病院もあります。もちろん点眼麻酔あり。
かくいう私、この眼底鏡密着パターンの眼底検査を昔受けたことがあります。
麻酔をしているので痛みはないのですが、眼球に眼底鏡が密着する状態が先生の観察が終わるまで続き(勿論瞬き不可)、検査の間はずっと眩しく、頭が動かないように固定されるのでトラウマ級に嫌な経験でした。
だから、眼底検査を受けるなら、絶対眼底カメラがあるところ!と決めて眼科探しを始めました。
もし異常があったらどうしよう。と受診する決心がつかない日々。
飛蚊症が増えてきて「目が見えなくなる病気だったらどうしよう」と不安な気持ちが増す一方で、自分が飛蚊症であるということ
この症状と一生付き合わなければならないこと
を認めたくないという相反する感情が湧いておりました。
あと単純に「網膜に異常があります。」と言われるのが怖かったです。
素人感覚ですが、網膜に異常があると、治療法がレーザーや手術など割と大掛かりなものになることが多い印象だったので、そこへの恐怖が大きかったかも。
とはいえ、
今なら異常があっても治療して失明を回避できるかもしれない!
私は子どもの成長をずっとこの目で見ていたい!
と自分を奮い立たせて、眼科の扉を叩いたのでした。
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