おいでやす小田、錦鯉長谷川
こんにちは、耕作です。
Mー1終わってはや4ヶ月。今流行っているなと思う芸人について書いていきます。
①おいでやす小田について
私が初めて知ったのはRー1の大会。感想はいつも全裸に負けている人でした。後は声が大きくて怖いというイメージでした。負けてガチギレしているように見えてました。
その考えが間違いだと気づいたのは、あるイベントでおいでやす小田さんがMCをしていた時でした。
周りの芸人がめちゃくちゃボケているんですね。
そして、小田さんがそれに対して全力でツッコんでいるんです。ペースも考えずに。そして最後の方は声も出ていませんでした。
それでもみんな辞めないという。その一連がすごく面白かったです。そのイベントで、私の中の小田さんのイメージが怖い人から面白い人に変わりました。
そうなると、全てが面白くなりますね。Rー1で勝負ネタの巻き舌をした時も、そのネタが視聴者にウケなかったことも、その結果を見て叫んだのも。その時にはそろそろブレイクするんじゃないかと願ってました。
②おいでやす小田が今年ブレイクした理由
そして今年、Mー1をきっかけにこがけんさんと共にブレイクしました。
Rー1ではあんなにMC陣にイジられていたのに、全く仕事が増えませんでした。
なのに、Mー1で結果を残した途端急に増えました。
一つはMー1持つ力の大きさです。
普段お笑いを見ない人も見る、年末ということもあり、一年の集大成感がある。審査員が他の賞レースと違って、トップレベルではなくトップの人が審査している。空気の重さが段違いであり、本当の意味で日本一面白い称号が得られる。
こういうこともあり、メディアの取り上げ方が違います。
もう一つはストーリーができた事です。
面白い人って面白いだけでは売れません。
大抵の人は「面白いよ」って言われてもちゃんと見ようとは思いません。
おいでやすこがでいうと「実はピン芸人」「Rー1出場権がなくなった」「結成2年」という他の芸人にない特徴が出来ました。
これらはRー1ではできなかった事です。
それらの特徴をひっさげ、1本目は1番の爆笑をとり、最終的に2位の結果になった事により。
Rー1出場権がなくなったが、お笑いを続けMー1で2位を取ったというストーリーが出来あがりました。
実際は毎年ユニットで出てたし、Rー1出場権なくなったのもMー1準決勝あたりで知った事だけど、そんな事視聴者には知った事ありません。
ストーリーができた事で視聴者に興味を持つきっかけができたのかなと思います。
ピン芸人のユニットが決勝行くとか、Rー1でれなくなった人の心の叫びとかの方が面白いより見たくなりませんか?
実際、決勝でも魂の叫びを感じたので面白かったです。
その結果、今までのRー1と違い視聴者にも認められた感じがいました。
ストーリーがなかったら、今までと同じく面白いけど使いにくいって印象だったと思います。
③錦鯉 長谷川まさのり
錦鯉を知ったのは一昨年のMー1の敗者復活でした。
ネタはまさのりさん数え歌。白いスーツと黒のスーツのイカついおじさん2人だったので、正直ヤ○ザなのかなと思ってました笑。
イカついおじさんがバカやってるので、本当にバカか、ビジネスバカかどっちなのか迷った記憶があります。
今年決勝に行けたのは、去年のバラエティの活躍で本物として見れるようになったからかなと思っています。
④錦鯉のブレイクの理由
ほぼおいでやすこがと同じですが、Mー1最年長であり、審査員の何人かより年上というインパクト。
おいでやすこがと一緒で今までのMー1の決勝にないタイプだったので、面白いとかより期待を持たれていたと思います。
こんにちはーって挨拶で、うるせぇよってツッコミは個人的にツボです。
元気なのにツッコまれる、若手より元気がある。いい年のベテランの風貌がやるやつじゃない、というか本物にうるさいのですごく面白いんですよね。
この掴みが錦鯉の良さがめちゃくちゃ詰め込まれていると思います。
その後は何やっても面白いですね!
⑤今年ブレイクする芸人
タイトルをおいでやす小田さんとまさのりさんだけにしたのも、共通点がうるさいおっさんって事だけなので。
後、地味にサンシャイン池崎さんもアンジャッシュ児島さんもブレイクしている感じがします。
ダウンタウンの浜田さんも今1番仕事多いって聞きます。
ちょっと前まで20代の若手がブレイクしていたのに、いつの間にかうるさいおっさんがブレイクしてるってどんな世の中なんだって思います。
やっぱり今の時代は声が大きい人がウケるんですかね?
元気がない時代なので、元気がある方がいい、難しい事を感じずうるさいだけの方がいいって事でしょうか?
去年はミルクボーイの影響もあって、技術や個性を伸ばした芸人が多い気がしますが、(マヂカルラブリーはこっちと思うが)今年はシンプルに声が大きい芸人が賞レースの決勝に残りやすいんでしょうか?
今回も読んでいただきありがとうございました。