#60 海外で救急治療を受けた話
本当は10時からDumbo Flea Marketに行く予定だったのですが、朝起きたらうまく呼吸することができません。どうも喘息のような症状です。
会社のメディカルサービスに電話して一番近い救急病院を探して電話しておいて貰い、Uberに来てもらって病院に向かいました。
薬剤吸入や点滴などしていただき釈放されたのが14時すぎ。
病院の支払いは後ほど日本にBILLが送られてくるとのことで、今日はありませんでした。一応こうしたことを想定して自動付帯保険額の高いクレジットカード会社と契約しているつもりですが、請求したことがないのでこの件帰国したら相談してみたいと思います。
もうフリマの攻める買い物時間としては当然遅いのですが、ブルックリン最後の1日をより有意義に過ごすためDumboまでUberで運んでもらいました。8ドル。
フリーマーケットはもうかなりいい感じで終わりの印象だったのですが、それでも高速チェックして無事三枚のビンテージTシャツを購入。
真ん中の黄色いやつは穴が開いているのですが、多分一生着ると思います。
人という生き物の仕業を見せつける眼福ポイントに行ってしばらくゴロン。
日本人のご年配のご夫婦がダンボのフリーマーケットいて、ご主人が一生懸命奥さんを撮影しようとしています。とても奥さんのことが好きなご主人なのが伝わってきます。人混みでご苦労されていたので並んで座ってもらって撮影させてもらいました。
そろそろ僕も年に二回海外に行くのは体がキツくなってきた年齢なのだと思います。昔はたった一人で西海岸から東海岸まで二ヶ月かけて車で往復しながら買い付けたこともあります。
自分の体を特にいたわることもなく、ここまでよく動いてきてくれたことに感謝です。これからはもっと自分の体を労って、水泳か何かに通って喘息を真剣に直そうと思います。
AirBに設置されていたホワイトボードに世界中からきた利用者が落書きを残していたので僕もハリネズミを描いておきました。
いろんな国に行ってみて、最も素晴らしいワンダーランドはどこなのといえば、何不自由なく歩くことができ、食べることができ、空気を吸うことができる "自分の体そのもの" なのではないかとしみじみ感じます。
広いダンボの夕暮れに先程のご夫婦と偶然またすれ違いました。ご挨拶だけしてすれ違う、そうした薄くて不思議なご縁だったのかもしれません。
あと10時間経つとUberに来てもらってラガーディア空港に向かいます。スーツケース二つの荷造りに取り掛かります。
さようなら、Brooklyn。お世話になりました。