【シロクロユウシャTopix】異形化(前半)
フリーゲーム「シロクロユウシャ」(https://www.freem.ne.jp/brand/4348)の設定を公開していく【シロクロユウシャTopix(トピックス)】!
ネタバレな内容になりますのでご注意下さい。
■「異形化」とは
ストーリー上、何度か出てくる事象で、ゲーム中でそこまで詳しい説明は出ていなかったと思うのですが、とりあえず、なんか熱い展開が繰り広げられることに定評があるクライマックス的なポジションです。
ここで『異形化』とは何たるか、魅力なんかをお伝えできたらと思います。
ざっくり簡単に言えば『異形化』とは【クティーラ】というキャラクターの『捕食行動』のひとつになります。焼肉みたいな感じです。
対象を『異形化』させて食べる。が『捕食』のルーティーンですね。
異形化したモノを従わせることもできるので、捕食だけが目的ではないのですが、【クティーラ】の場合は『食事』とか『退屈しのぎ』的側面が強いです。
『負の心情』や『邪気』みたいな抽象的なものも飲食に含まれるようですが、本人曰く、それは『ちっぽけなモノ』らしく『異形化したモノ』を喰らうのが【クティーラ】のまともな食事のようです。
食す対象を『生贄(いけにえ)』や『供物(くもつ)』と称しています。
『異形化』には2つほどタイプが存在します。
①内に影響が出るタイプ
②外に影響が出るタイプ
で、どちらになるかはランダムになります。
このタイプはキャラクター別の異形化事例の時にまた詳しく。
共通して異形化してしまった対象は
外見に変化が出て、本来の意識が心象風景〈心象世界〉に囚われてしまいます。
外見の変化の特徴として、白髪赤目の『アルビノ』になる傾向がありますが、例外もあります。異形化後もこの『アルビノ』だけ戻らないというのもちらほら。
心象風景(しんしょうふうけい)とは、いわゆる『心の中』。
【クティーラ】等の『異形の存在』、それらを通じてでなければ心象風景に干渉できません。
本来の意識が心象風景に囚われている間、外では自己防衛の為、周囲を攻撃しようとします。マスターコントロール的な側面もあるので、異形化した対象はクティーラの命令にも従います。
これを解除する方法が、『クティーラ自身が解除』するか、
『心象世界に囚われている本来の意識が抵抗する』になります。
心象風景に囚われている本来の意識は、『負の心情』が解放され、徐々に心身が衰弱していき、普通の人間であればそのまま死んで、外の暴れている人格に乗っ取られてしまいます。その事を『適応』といいます。それで恐らく旨味が増すのでしょう。
外からできる事として、『攻撃して囚われている意識を目覚めさせる』が常套手段でしたが、結構危険な賭けだったりするのです。
■【クティーラ】とは
では、【クティーラ】とは一体何者なのか…ですが、
クティーラも『異形(いぎょう)』です。
原典はクトゥルフ神話のクトゥルフの娘さんから。
「シロクロユウシャ」シリーズ上では、元々【ヴィルグリム】というキャラクターによって、戯れで世界で放たれた存在で、その災いの影響により「シロクロユウシャ」世界に封じられています。
『森の宝』という隠語を用いられており、森に封じられています。
ただ封じられている訳だけではなく、
①勇者ゲームで訪れる【勇者】が勇者ゲームを諦めないよう懸念される『負の心情』を食べて無くす。
②異形の力によって規格外な力を得られる武器『伝説の武器』を提供する。
を条件に【クロ】に生かされていて、いいように使われています。
②の武器提供は元々【ロート】という四天王のキャラクターがやっており、ユキハの勇者ゲーム以降、【ロート】がシロクロユウシャ世界から出ていってしまった為、クティーラが『伝説の武器』枠を提供する事になったという事になっています。一応、これはクティーラからの提案案件です。
【クティーラ】自身は「シロクロユウシャ」世界やそこにいる住民全てを【パパ(クトゥルフ)】に献上する為に色々溜め込んで待っていたようですが、「ハンテンユウシャ」の時点で、【クロ】が『ノアの勇者ゲーム』や『勇者(プレイヤー)の勇者ゲーム』で連続で【クティーラ】の所業にやられ、さすがに見かねたのか処分を決めています。
■「前半」あとがき
というところで、前半はこれまで。
後半では『キャラクター別で異形化事例』を紹介していきます。
先述した『異形化』のタイプと合わせて、
このキャラクターはこういう異形化で、
異形化後こういう影響が出たよ!
といった感じでお伝えできたらと思います。
ゲームプレイ済みの方は異形化と聞いて、どのキャラクターが真っ先に出てきたのか…。いずれも重要な異形化で、着地点を左右した展開でした。
「異形化のココが知りたい!」というのがあれば、ぜひぜひコメントにてお寄せください。
それでは、また次回!