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【シロクロユウシャTopix】勇者ゲーム(前半)

 フリーゲーム「シロクロユウシャ」(https://www.freem.ne.jp/brand/4348)の設定を公開していく【シロクロユウシャTopix(トピックス)】!
ネタバレな内容になりますのでご注意下さい。


■「勇者ゲーム」とは

 ❝「勇者ゲーム」とは、現実世界で生死の境を彷徨っている人間〈勇者〉の生死を査定するゲームの事で、時空神クロノスから認められれば人間世界での生を認められなければ死を与えられる。
死を与えられた人間〈勇者〉は人生をリセットされ、シロクロユウシャ世界の住民として生きていくことになる。❞

要するに、現実世界で生死の境を彷徨っている人間が異世界に飛ばされ、
力を得て、魔王を倒せたら現実世界に生死の境を彷徨っている原因をリセットして生還できる。魔王を倒せなかったり、道中で行き倒れたら、そのまま異世界ライフを満喫する。
といった、なんか『異世界ものにありそうなこと』をやるゲームです。

■ もうちょっと詳しく!「勇者ゲーム」とは 

 前述の要約のような『異世界ものにありそうなこと』を存分に堪能しながらゲームを作っても良かったのですが、その根底から色々ひねってみたり、オリジナリティ出してしまったりしているのが「シロクロユウシャ」で、もう少し深掘りして実情を語ってみようと思います。

 まず、生死の境を彷徨っている人間は、みんな【勇者】と呼ばれます。
その選定は【魔王】が全てやっています。
【魔王】が現実世界にいる死にかけの【勇者】を選んでいて、その【勇者】に力を与え、【勇者】は魔王から貰った力を持って、自分を選んでくれた【魔王】を倒しに行きます。

この【魔王】の正体は〈シロクロユウシャ世界〉を創世した神様
時を操作できる神様【クロノス】、通称【クロ】です。
【クロ】「勇者ゲーム」の中では、ゲームマスターとして敵役を演じています。
現実世界で生死の境を彷徨っている満身創痍の人間が何事もなかったかのように「勇者ゲーム」に参加できているのは、【クロ】の時間操作と与えられた力のお陰です。
「シロクロユウシャ」世界にいる人間は、基本的に現実世界にも存在自体はしていて、昏睡状態&「勇者ゲーム」中は【クロ】の時間操作で現実世界の時間の流れを遅められています。

【勇者】は「世界を救う!」とかではなく、現実世界への生還の為、魔王【クロ】の元へ行くことになります。ゲーム的には「魔王を倒す」というミッションですが、正確には「クロに自身の力を示して認めてもらう」が正しいです。
というのも、現実世界に生還する為に使われる主な力が〈「クロの力」が開花した「勇者の力」〉になるわけで、【勇者】【クロ】の元へ行くまでに【クロ】の力を「勇者の力」として開花させる必要があります。それを【クロ】に認めてもらえれば、その力で現実世界に戻れる。という仕組みになります。

【クロ】の時間操作の力さえあれば、生死の境を脱すること自体はできます。ただ、それは一時的なもので【クロ】だけでは運命を変えることはできないし、過度な時間操作や接触は干渉制限があり、限界があるといった都合があるのが「シロクロユウシャ」シリーズです。

【勇者】【クロ】の元に行くまでに、【ナビゲーター】と一緒に道中でモンスターを倒し、【四天王】と呼ばれる存在を倒していく事になります。「クロの力」「勇者の力」として開花するには、ゲーム上の言葉をダイレクトに使えば、『レベル上げ』が必要になります。
【四天王】
は言わば、道中での進捗の見極め係であり、同時にレベル上げの要員として存在しています。なので、基本的に【四天王】は手加減して【勇者】と戦闘するわけですが、ゲームオーバーにさせる事もできます。
「クロの力」「勇者の力」として開花する見込みがない。
【四天王】「シロクロユウシャ」世界の住民が【勇者】に殺される恐れがある。
とか、イレギュラーが発生した時ですね。

作中では、前者は【ノワール】【ブラン】の時に起こり、後者は【ノア】に対して、【シュヴァルツ】が未遂でしたが、やろうとしています。

【四天王】と戦い、晴れて【クロ】の元までたどり着いた【勇者】
【クロ】に勝利することができれば、現実世界に生還できます。
「勇者の力」【クロ】「クロの力」としてではなく、「勇者の力」として誘発発動させ、【勇者】自体の時間操作世界転移記憶消去で終了で
す。

この方法だと、干渉制限というものに引っかからず、【勇者】が死ぬ運命も変えられるようです。
【クロ】の戦闘前に「生を望み、死を拒む」【勇者】は言わされるのですが、それが【クロ】「勇者の力」を行使するトリガーになっています。

「勇者ゲーム」をゲームオーバーになってしまうと、「シロクロユウシャ」世界の住民として、余生を過ごすことになります。これは時間記憶操作隠蔽干渉制限が主な原因で、現実世界に戻すこと自体はできると思うのですが、恐らく戻した瞬間に絶命するといったデッドエンドが待ち受けているのだと思います。

■「前半」あとがき

というところで、前半はこれまで。
「後半」では、【ナビゲーター】【四天王】の皆さんをピックアップしていきます!個性豊かな面々が揃ってます!みんな大好き!

それでは、また次回!


【中盤】

【後半】


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