ぼくのこと、あきらめないで
ジャクソン君はほとんど「脳」が無い状態で生まれたそうです。
小水無脳症という病でこの病気になると死産、または人口中絶してしまうようです。
しかしジャクソン君は5歳になるまで懸命に生き「パパ、ママ」と言葉を喋り、感情表現もして奇跡の子と呼ばれて人々に勇気や希望をその短い人生で与え尽くしました。
妊娠4ヶ月の検診で胎児の無脳症がわかり
医師から中絶を薦められたが
その夜
「ぼくのことをあきらめないで」という声が聞こえたそうです。
ご夫妻は産むことを決意し、たくさんの困難をのりこえていった。
病気や障がいをもつ子どもを育てるのは並々ならぬ愛情がいることです。
大変なこと心配なことが毎日毎日ふりかかることでしょう。
それを承知で親子の縁を約束していた。というと驚かれるでしょうか。
私たちは生まれる前に自分の人生計画をしっかりたてているそうです。
親となる方へお願いをして親子の縁をしっかりと約束しています。
特に病気や障がいなどを予定しているなら
あなただからと信頼して固く約束して生まれてくるのです。
障がいを持つ本人もご家族も生まれる前に承知して、
大きな挑戦にいどむチームなのです。
本当に愛深いチャレンジです。
どうか妊娠中に障がいが判明しても産む覚悟を持ってくださいとお願いします。
もし中絶を選んでしまったら、ずっと後悔を抱えて生き続け、
人生を終えたあと、約束を果たせなかったことを改めて知ることになります。
死んだ後の方がもっともっと後悔することになるのです。
周りをよく見てください。
障がい児をもつご家族って、本当にすばらしい方々が多いと思いませんか。
私たちがあたりまえと思うひとつひとつが大きな挑戦であることも
でもその中に幸せが満ちている。
おもいやり深く 愛があふれている。
そんな自分を高める挑戦に選ばれたあなただからこそ
その悩みさえも乗り越えていく強いあなただからこそ
と自分を信じてくださいね。