すべて冒険
「みんな、それぞれが、何か新しいことをやる、 それはすべて冒険だと、 僕は思うんです」 (植村直己/冒険家)
冒険家の植村直己は、1970年に日本人として初めてエベレストに登り、その直後に、北米大陸最高峰マッキンリーに単独登頂。
世界で初めての五大陸最高峰登頂者となった。
植村の冒険はそれでも終わらない。
アマゾン川をイカダで下ったり、徒歩で日本列島縦断したり......。
また1978年には単独犬ぞり行で北極点に立ち、その6年後には世界で初めて冬季のマッキンリーの単独登頂に成功するなど、世界初となる偉業を重ねている。
しかし植村自身、自分の功績を偉業だとは考えていなかったようだ。
マスコミに英雄扱いされることに強い抵抗を覚え、「高い山に登ったからすごいとか、偉いとかいう考え方にはなれない。山登りを優劣でみてはいけないと思う」と言った。
植村は冬季のマッキンリーの単独登頂の直後、消息を絶ち、現在に至っている。
冒険で一番大事なのは生還すること、と言っていた植村だったが、「畳で死にたい」という願いは叶わなかった。
最期まで冒険家であり続けた男、それが植村直己だった。
山口智司
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チャレンジするということは、リスクをとるということだ。
つまり、失敗を覚悟で挑戦する。
そして、リスクをとるとは、失敗を恐れず、勇気を出して、冒険することだ。
「冒険」とは、危険な状態になるかもしれないが、それでも、あえて一歩を踏み出すこと。
安全ばかり求めて挑戦を全くしないのは
後悔しか生まない。
どんなことも、やってみなければわからない。
思い通りの成功がなくても
挑戦した経験は本物です。
それは、「新たな学び」「新たな仕事」「新たなイベント」「新たな組織」「新たな趣味」「新たなスポーツ」といった、新たな挑戦。
「新しいことは、すべて冒険」
『生きることこそ すべて冒険』
新たな自分との出会いを求めていくことは、
本当に素晴らしいことです❣️